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妥当性・正当性なき
川越市新斎場建設
問題解決への提言@

青山貞一・池田こみち・鷹取敦
環境行政改革フォーラム
掲載月日:2013年1月21月
 独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁


 2013年1月20日、現在起きている埼玉県川越市の新斎場計画問題に関連し、地権者からの環境行政改革フォーラムへの依頼により、青山貞一(代表幹事)、池田こみち(副代表)、鷹取敦(事務局長)の3人で現地を視察したうえで講演、報告、提案を行い地権者らと交流した。
 
 川越市はさいたま市の西隣、人口規模は34万人で埼玉県では三番目に人口規模が大きな自治体である。
 

出典:マピオン

 川越市に到着したのが1月20日の12時30分、簡単に昼食をすませ、寒風吹きすさぶ新斎場(火葬場)の建設予定地を環境行政改革フォーラムの正会員でもある森田さんのご案内で視察した。


動画撮影:鷹取敦

 計画地の隣にたくさんの旗と看板の立っているのが森田さんの農地である。


撮影:青山貞一


撮影:鷹取 敦


撮影:鷹取 敦


撮影:鷹取 敦

 以下は立地域とその周辺の地図だが、川越市新斎場の予定地のすぐ隣には葬儀場の「やすらぎのさと」があり、その南側には「ケアセンター」や「老人介護施設」がすでに立地している。

 何ともやりきれない酷い話だが、ケアセンター、高齢者介護施設、セレモニーセンターの隣に、何と川越市は斎場を立地しようとしているのである。


作成:青山貞一


動画撮影:鷹取 敦


動画撮影:鷹取 敦

 しかも、森田さんや地域住民に聞けば、前の市長や市の幹部は、この地域(農地)には運動場をつくることはあっても、セレモニーセンターやまして火葬場などはつくらないと公言していたと言うから呆れる。

 そういえば、ここに来る前に見たTBSの噂の東京マガジンで川越市の新斎場を取り上げたテレビでも以下にあるように、前市長や市職員はさんざんウソをついていたようだ。


出典:TBSの噂の東京マガジン


出典:TBSの噂の東京マガジン

 現地は北風がビュービュー吹きすさび、寒かったが、現地を見ながら説明を受けた。


現地で説明を受ける 
撮影:池田こみち

 後述するが、池田こみちフォーラム副代表が調べたところ、この新斎場建設計画では、市役所はのっけからトンデモないことをしていた。何と構想段階で市役所側は、この場所に立地選定したというのである。

 構想と言えば、通常の開発計画では、構想→基本計画→整備計画→実施設計→建設工事と進む最初の段階である。通常立地はせいぜい基本計画の段階(都市計画決定)であるはずだ。

 これにはびっくりである。

 一貫してこの杜撰な計画に反対している地権者である森田さんの土地を当初の予定地から除外した計画をもとに、市役所は都市計画決定をしようとしているが、都市計画決定の前提となる測量をするためには、どうしても森田さんの土地に係わらざるを得ない。しかし、森田さんは無謀な開発のための測量には一切反対している。

つづく