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ひさびさの八ッ場ダム講演
in 群馬県高崎市(2)
青山貞一
東京都市大学、環境総合研究所
環境行政改革フォーラム
掲載月日:2012年10月14日
 独立系メディア E−wave Tokyo

無断転載禁


 政権交代によって普天間基地の辺野古移転撤回と同様、八ッ場ダム建設中止にも国民は大きな期待を寄せましたが、詐欺政党と言われても仕方ない民主党によって、いずれの期待も裏切られました。

 しかも、国民が何ら頼んでいない増税を3党合意というペテンで国会を通過させました。これほど節操なく、至誠のかけらもない政党は今まで見たことがありません!


撮影:鷹取敦

 使ったパワーポイントは200枚、3/4が新規に作成したものです。


撮影:鷹取敦 

 いくつかの予測で民主党は次回の総選挙では80議席取れれば御の字、50議席という予測もあります。当然の報いでしょう。 ダム、ひっくりかえすとムダです。


出典:青山貞一


出典:青山貞一

 この間、除染、がれき広域処理に関連し、復旧、復興予算がいかにムダ、それももともと原発の建屋などを建設してきたゼネコンに流れているか、それも実質随意契約でゼネコン側の言い値で消費されているか、その現場を報告してきました。


出典:青山貞一


出典:青山貞一


出典:青山貞一


出典:青山貞一

 以下はがれき広域処理で大手ゼネコンに5000億円近くの復旧、復興予算が投入された事例。同僚の池田こみちさんが執念で徹底分析した結果です。

 しかも、当初環境省がホームページ、新聞、テレビに公表した瓦礫処理、とりわけ広域処理が必要となる量は、下のグラフのように巨大だったが、実際にはその1/5以下であることが分かった。 にもかかわらず大手ゼネコンへの委託額はそのまま、ゼネコンの言い値が競争入札せず、決まっていた。
 

出典:青山貞一 参議院議員会館第二回報告会ppt

 しかも、参考価格と落札価格は地域を問わず一律84%、まさに官製談合といわれても仕方がないものだ。


出典:池田こみち 参議院議員会館第二回報告会ppt

 本来、本当に必要な場所にお金が使われず相も変わらず異常な50万社、500万人があるとされる土建業に流れている。それも大手が元請けとなっている実態にも迫りました。

つづく