C最強パソコンを
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さて、今やG860クラスのパソコンを3万5千円程度で自作するのは朝飯前であるが、 最新CPUを使い最強パソコンをBTOでなく、リーズナブルに自作するには、部品の選定が重要となる。 メール、ホームページ作成、論文執筆など日常的な作業は、従来から使用してきたG6960(G850)で行うこととし、新規に自作するパソコンのCPUの選定では、動画の編集、レンダリング、YouTubeやUSTREAMへのアップロードを中心に行うこととした。 インテルのCoreシリーズは現在、第二世代に入っているが、その大きな特徴は、グラフィックス機能、とくにGPUのCPUへの統合にある。従来、ゲームや動画編集などグラフィックス機能をGPUが分断していたのだが、インテルの第二世代CPUではCPUのなかにGPUを統合している。 インテルの第二世代CPUは、通常、Sandy Bridge LGA1155 CPUと呼ばれるが、その選び方では、以下に十分留意する必要がある。 Intel HD Graphics 2000/3000 Sandy BridgeではGPUが完全にCPUに統合された。GPUの性能はこれまでのチップセットに内蔵やClarkdale (クラークデール)に搭載GPUよりも大幅に性能が向上している。もともと、3Dゲームなどを駆使するアプリケーション以外では内蔵グラフィックでも十分な性能になった、第二世代ではGPUがCPUに統合されたことで、さらに機能がアップしたことになる。 ただ、調べてゆくと、インテル第二世代のGPU付きのCPUの機能を存分に生かすためには、マザーボード、とくにチップセットがそれに対応していなければならない。 CPUをインテルの第二世代、たとえば、Core i5 2500K のLGA1155のSandy Bridge CPU/GPUを最大限生かすには、 Intel H61 チップセットをもったマザーボードが不可欠となる。 <Intel 第二世代 CPUのトータル性能比較>
通常、H67とH61との違いは、搭載可能なポートやソケット等をH61が減らしていること、集積回路(チップセット単体)上の使われない機能の消費電力は0に近いため省電力設計となっていることにある。その結果、H61はH67に比べ低価格なマザーボードを支援するチップセットになっている。 ということで、私は Core i5 2500K を用いた動画編集用の最速強力パソコンを自作することにした。 パソコンの基本仕様は以下である。 CPU Intel Core i5 2500K (LGA1155 Sandy Bridge) M/B H61チップセット付きマザーボード Main Memory DDR3 4〜8GB HDD 1TB OS Windows 7 Home Premium Edition 64 bits 以下は購入予定の部品リストである。 @CPU Intel Core i5 2500K Aマザーボード H61MH Ver.6.x(BIOSTAR) BOS MS Windows 7 Premium 64bit CCase & Power Supply ミニタワー DHDD HDS721010CLA332 (1TB SATA300 7200)(Hitachi/IBM)1TB EMemory (DDR3 4GB) Kingston 4GB Fドライブ LITEON iHAS324-27 つづく |