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<パノラマライン>の両側には日本随一の嬬恋のキャベツ畑が続き、浅間山系、四阿山系のすばらしい自然景観、それに沿道には歴史的文化的に由緒ある場所が散在していることが分かった。 以下は<パノラマライン>の秀逸な自然、農地景観である! パノラマラインの南ルートは、群馬県道235号線のパルコールGCを起点としている。その235号線を南南東に向かうと、有名な鬼押しハイウエー(有料道路)に出会う。 下の写真は南ルートを新鹿沢方向に行ったところ。左側に浅間山系があるが、曇っていてこの日、その雄姿は見えない。 パノラマライン南ルート 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8, 2010年8月20日 下は南ルートのひとつの目玉、嬬恋農場。この時期、どこを向いてもキャベツだ。この辺の標高は約1200m。 パノラマライン南ルート 何しろキャベツ畑が続く 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8, 2010年8月20日 南ルートは、県道94号線と交差し、新鹿沢温泉入口で終点を迎える。ここには八ッ場ダム問題で有名となった吾妻川の上流が流れている。標高は約1000m。 パノラマライン南ルート 新鹿沢地区を流れる吾妻川の上流 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8, 2010年8月20日 南ルートの終点は、北ルートの起点でもある。下の写真は、北ルートを東に向かってちょっと行った古永井地区から長野県側の角間山方面を見たところ。右側がかの鳥居峠である。 パノラマライン北ルート 古永井地区から長野県側の角間山を望む 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8, 2010年8月20日 下は北ルートの園芸試験場近く。 パノラマライン北ルート 北ルートから南ルート方面を見る 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8, 2010年8月20日 下は今や全国区になった? 「愛妻の丘」から阿四山麓側を望んだところ。ここの標高は1200〜1300mと結構ある。 パノラマライン北ルート 有名になった「愛妻の丘」 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8, 2010年8月20日 「愛妻の丘」からは田代湖が見える。田代湖は東京電力の水力発電所用の人工湖である。田代湖には過去何度も出かけている。秋の紅葉の季節はとりわけすばらしい。田代湖畔のカラマツ林は格別である。 パノラマライン北ルート 田代湖が見える 残念ながら背景にある浅間山は雲に隠れていた 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8, 2010年8月20日 下はバラギ湖近くの茨木山方面を望んだところ。 パノラマライン北ルート 真っ青の夏空が美しい 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8, 2010年8月20日 下は上の貝地区手前。 パノラマライン北ルート 上の貝地区 高原の丘近く 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8, 2010年8月20日 下はパノラマラインが万座川と交差する門貝北。交差点は巨大な橋梁(くまの大橋)となっている。くまの大橋の標高は約1000m。 パノラマライン北ルート 門貝北の「くまの大橋」 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8, 2010年8月17日 下は「くまの大橋」から見た万座川。ここには万座川第2ダムがある。2年前の5月、このダムまで下り、松葉を採取したことがある。万座川は上流から吾妻川に合流する下流まで、川やその周辺の砂利や岩は「真っ赤」である。おそらく強酸性の河川水で重金属類、とくに鉄が溶けだしているためだろう。 これについては、現在、調査研究を進めている湯川(草津町)、白砂川(中之条町六合地区)の水質に近似したものがあるはずである。しかし、下の写真の万座川第2ダムでは、どう見ても石灰による中和処理はしていなかった。となると、万座川は下流に至るまでかなりpHが低いのではないかと推察できる。その河川水は西窪地区で吾妻川上流に合流している。 パノラマライン北ルート 「くまの大橋」から見た万座川第2ダム 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8, 2010年8月17日 パノラマライン北ルート 下から見た「「くまの大橋」(門貝北にて) 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8, 2010年8月17日 パノラマライン北ルート 門貝北から 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8, 2010年8月20日 下はパノラマライン北ルートが万座ハイウエーとの交差点近い地点。近くには嬬恋牧場、嬬恋高原がある。標高は約1200mあり、眺望はすばらしい。 パノラマライン北ルート 干俣地区 撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8, 2010年8月20日 下はパノラマライン北ルートの東端(終点)。ここでパノラマラインは、草津町と接する。写真中右にある道路は県道59号である。県道59号線の北の終点は、国道292号線の草津入口となる。 その下を流れる川は赤川。この赤川の源流は標高2000m超の本白根山にあり、その近くには「石津硫黄鉱山跡」もある。 つづく |