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プーチン、この時代に制裁?

やっても意味ない

ロシア トゥデイ

April 28 ,2014
Alternative Media E-wave Tokyo


◆プーチン「この時代に制裁?やっても意味ない」 
http://rt.com/business/154576-sanctions-not-effective-putin/ 
2014.04.24 ロシア・トゥデイ抜粋

 ロシアに対する制裁は失敗に終わるだろう。そして現実には逆にロシア経済に利することになるだろうとプーチンは述べました。彼のコメントはホワイトハウスが第3ラウンドの制裁の準備に入ったというオバマの脅しに応じたものだ。

 「(例えばNAFTAやTPPなどのような)過剰な依存(関係)は、主権の喪失に繋がる」とプーチンは木曜日にサンクトペテルスブルグのメディアフォーラムにて発言した。

 西側主導の制裁はロシアにとって幾つかのメリットがある、とプーチンは語った。

 実効力のある経済制裁を現実に課すという脅しによって、既にロシア国内のビジネスを活発化させていて、オフショア金融セクターに流出していた資金がロシアへ返ってくる。そして、政策立案者による国内決済システムの確立の必要性を後押ししている。先週、同様の発言がメドベージェフ首相からあった。制裁は単にロシアをより強くするだけだ、と。

 非オフショア化は長らくクレムリンの優先課題であった。そして、西側主導の制裁は、皮肉にも非オフショア化を進めるだけとなっている。

 西側に投資しているロシア人は、直ぐにでも彼らの投資財産が凍結されるのではないかと心配している。その事が、ロシア国内にて貯蓄する動機となり、ロシアの税収となる。オフショアタックスヘイブンではできないことである。

 約11兆1千億円のお金、国家の輸出の20%が、オフショアに消えている。

 政策立案者はまた、制裁から保護するために、企業が海外ではなくロシアに上場するよう奨励している。