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政府要人・自民議員の醜聞
(5)豪華新議員宿舎

再掲載日:2006.12.15


◆ 家賃9万2000円のまま 値上げの意見出ず ◆

 これだけ批判を浴びても平然としていられる神経にはほとほと感心させられる。

 東京・赤坂の豪華な新議員宿舎の家賃について、衆議院議院運営委員会庶務小委員会は14日、原案通り月額9万2000円とすることを決めた。駐車場使用料も原案通り月額2万円とした。

 厚遇批判をかわすために決めたのは、当初計画にあったスポーツジムと、最上階の「スカイラウンジ」の取りやめというから国民をバカにしている。

 来年4月から入居が始まる新宿舎は地上28階、地下2階建ての全300戸。3LDKで82平方メートルとゆったりサイズで、この家賃は周辺相場の5分の1だ。

 小委員会では、「国有地なので、民間家賃相場との比較は的外れ」「東京での活動をしっかりやるため生活環境の最低限確保が必要」とする声が圧倒的。「値上げするべきだ」という意見は全く出なかったという。