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パソコンの3Rの実態?    青山 貞一


 現在、日本で パソコンが年間どのくらい出荷されているのか。
 平成14年度におけるパソコンの国内出荷台数は984万台、約1000万台だ。そのうち約4割の394万台が家庭向けと推定されている。家庭向け出荷比率がここ数年で急速に伸び、家庭における保有台数は平成13年度で約2400万台となるのだそうだ。

 ところで家庭用PCリサイクルだが、数千万台売った後やっと昨年からはじまった。
 それも拡大生産者責任はおろか生産者責任ですらまともに問われないのが日本のパソコンリサイクル法である。

 以下のデータは業界発表による事業系パソコンリサイクル率等のデータだ。関連Webによると、「当協会パソコン3R推進事業に参加する企業(21社・平成14年度)の平成14年度における 「資源の有効な利用の促進に関する法律」に基づく事業系使用済みパソコンの自主回収・再資源化に関する 実績の合計値は以下のとおりです」とある。

 21社とはいえ、大手、中堅パソコンメーカーの圧倒的大部分が当該協会に参加している。そこでの回収台数はわずか45万台、年間約600万台出荷されている業務用PCに対応すれば、ごくわずかにすぎない。以下の資源再利用率は、あくまでも回収されたものについての%である。今までモデルチェンジに次ぐモデルチェンジでPCを売りたい放題売ってきて、ここにきて申し訳け程度に、PCリサイクルなどといっているのが現状ではないのだろうか。 

                回収量(kg)   回収台数(台) 資源再利用量(kg) 資源再利用率(%)
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デスクトップ型PC本体    2,053,534     175,894    1,563,843        76.2%
ノートブック型PC         244,668      70,421      107,962       44.1%
CRTディスプレイ装置     3,359,893     214,309    2,293,020        68.2%
液晶ディスプレイ装置      54,399        7,879     30,709        56.5%
 出典:http://www.pc3r.jp/