ISO14001 高校生「環境サミット」に参加して 青山貞一 掲載日2006年1月15日 |
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2005年11月20日(日)、東京都大田区の羽田空港近くにある東京都立つばさ総合高等学校で開催された高校生環境サミットの基調講演を依頼され、でかけてきた。 きっかけは、武蔵工業大学の卒業生がつばさ総合高等学校の教諭をしていて、すでにISO14001の認証を取得するなど、環境マネジメント活動をしていることがある。 いままで高校で話することはほとんどなかったが、日曜朝からにもかかわらず、つばさ総合高等学校はじめ首都圏の高等学校から多くの高校生が参加し、熱心に聞いてくれた。 今や高校生が「環境サミット」を自主的に企画、実行する時代になっている。大変すばらしいことだと思う。 なお、当日は武蔵工業大学環境情報学部(横浜キャンパス)からISOフォーラムの学生が数名パネル展示などで参加した。 東京都立つばさ総合高等学校の関連HP ※早稲田大学高等学院の関連HP 以下は、当日のプログラムである。 東京都立つばさ総合高等学校全景(敷地面積は東京23区随一) 高校生サミット プログラム 2005年11月20日(日)午前9時開場、9時30分開演
講演では、武蔵工業大学環境情報学部(横浜キャンパス)ISO14001環境管理システムの特徴につき、パワーポイント150枚ほどを使いお話ししました。 ・環境教育活動と連携していること
教育活動、環境教育との連動 国内外のフィールド演習との連動 ・環境研究活動と連携していること
・文部科学省:特色ある大学教育プログラム研究(GP)
活動と連携していること 文部科学省の特色ある大学教育支援プログラムとの連動 ・構成員(教員、職員、学生)の全員参加であること
全員参加のEMS活動 ・環境キャンパス、施設づくりと連動していること
キャンパスづくりに連動した環境配慮 外部監査員によるサーベランス ・横浜キャンパス周辺住宅地との地域密着型であること
周辺住宅地との地域密着型 ・日本の大学で最初の認証取得でありトップランナーであること
日本で最初のISO14001認証取得 地球環境大賞の受賞 ところで、武蔵工業大学環境情報学部ではここ3年、ISO14001の環境管理責任者をしている。何でもそうだが、トップランアーとなるのはよいが、その後もずっとトップで走り続けるのは容易ではない。宿命と言えば宿命だが、マネジメントシステムをうまく動かす最大のポイントは、構成員全員が動く、いや動かすすことである。 |