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レーガン元大統領の愚行・悪行!?
青山 貞一

掲載日:2004.6.13

 ロナルド・レーガン元米国大統領の逝去について、日米マスコミが大々的な特集番組を組んでいる。
 
 ちょっと考えてみれば分かることだが、米国はまだしも、日本の大マスコミが称賛するほと、レーガンの実績はすばらしいものなのか?

出典:米ホワイトハウス

 否、レーガンは多くの悪行を残したことも間違いない。

 これに関連し、米国の雑誌、ザ・ネーションは、「ロナルド・レーガンの66の褒められない行状」(執筆者はワシントン支局長)を特集している。

 ここ数年、単独行動主義、ブッシュドクトリンなど軍事行動で世界中を震撼とさせているブッシュ大統領を誕生させた背景、人脈にレーガンが関係していることも事実だ。たとえば、イラク戦争至上主義の立場をとったラムズフェルド現国防総相などネオコン系人脈こそ、まさにレーガン時代に萌芽したものだ。

 日本の大メディアがレーガンをベタ褒めする大特集などしていてよいものだろうか!?
 
悪行内容
核戦争の準備
核凍結の解除
核ミサイルの増産
MXミサイルの開発 実験ミサイルを指す。実際はLGM-118 Peacekeeper ICBMの実験段階での名称。
赤字予算の増大
公共住宅の削減
独裁者のマルコス・フィリピン大統領の支持
イラン・コントラ事件 アメリカは、イラクに対する武器の輸出や経済援助などを行ったが、人質の開放をめぐる取引の一環として、ある時期からはイランに対しても武器輸出を行たとされる。
アルゼンチンのファッシスト将軍との友好関係
10 ノリエガ将軍支持 ノリエガ将軍関連情報
11 ベイルートでの米兵239人死亡事件
12 エルサルバドル虐殺事件
13 CIA支援のレバノン爆破事件
14 グレナダ侵攻 グレナダ侵攻関連情報
15 森林破壊による大気汚染拡大
16 法を犯したFBI職員への恩赦
17 住宅都市省(HUD)スキャンダル
18 エイズ無対策
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