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福島第一原発被爆動物の現状と
被爆動物対応専門家会議の提言

E-wave Tokyo編集部

25 May 2011
独立系メディア E-wave Tokyo
無断転載禁


 福島第一原発によって被爆し取り残された多くのペット、家畜、野生生物の被災状況について、被災から1ヶ月余が経過した2011年4月15日に現地を立ち入り調査され、その実態を報告書にまとめられた今本獣医師(奈良県在住)のご了解を得て、ここに報告書を公表させて頂きます。

 目を覆いたくなるような惨状ですが、それが現実であり、私たち一人一人が動物たちの悲惨な状況を直視し、真摯に振り返り、この経験を今後に活かしていかなければなりません。

 併せて、こうした事態に今後どのように対応すべきかについて、日米の専門家が集まり議論を行いとりまとめた提言書についてもご紹介します。

 日本が動物愛護の分野でも先進国としてはずかしくない国になるため、関連する現状の諸制度を見直し、いきものの命を大切にする国へと生まれ変わらなければならないと思います。

 E-wave Tokyoへの掲載についてご協力頂きました皆様にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。
 (E-wave Tokyo 池田こみち)

1.2011年4月15日 福島第一原発周辺における動物たちの現状報告書
  作成日 2011 年4 月17 日
  作成者 新庄動物病院 院長 今本成樹(獣医師)
  連絡先 奈良県葛城市葛木104-1 新庄動物病院

2.国際動物福祉基金
   被災者の方々へのお見舞いと「日米福島原発被爆動物対応専門家会議」
   による提言のリリースについて 2011年5月10日(1頁)

3.福島第一原発被爆動物対応専門家会議
   日米専門家会議の提言を受けて、日本委員会からの意見(1頁)
   2011年5月10日

4.●福島原子力発電所の事故における動物への対応について
   専門家会議提言(要約) 2011年5月10日(2頁)
   ・伴侶動物(ペット)/家畜/野生動物

  ●福島県原子力発電所の事故における動物への対応について
   専門家会議提言(本文)2011年5月5日 (10頁)
   p1 伴侶動物(ペット)についての提言
   p2  救助、除染
   p4  輸送、保護施設
   p5 家畜についての提言
   p6 野生動物に関する提言
      短期的対策についての提言
   p8  長期的対策についての提言
   p10 付録A 主題分野専門家(日本代表、米国代表)