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東京近郊のラストチャンス
〜平林寺の紅葉


池田こみち
Komichi Ikeda
掲載月日:2016年11月30日
 独立系メディア E−wave Tokyo  
無断転載禁


 2016年の秋もそろそろ終わりを迎えようとしています。先日の54年ぶりの東京での積雪が東京近郊の紅葉の見頃を一段と短くしているようです。

 そんななか、お昼から青空が覗いた11月29日、ラストチャンスとばかりに急遽、自宅から車で40分余りで行かれる紅葉狩りスポットである新座市野火止にある平林寺に行ってきました。86歳と76歳の二人を連れて高齢者三人連れの紅葉狩りとなりました。

 ウィークデーのお昼にもかかわらず、平林寺周辺は大勢の紅葉狩り客で賑わいを見せていました。駐車場はほぼ満杯、大型バスも数台来ていました。

 まずは、平林寺前の竹山うどん店に寄って、鴨南うどんで腹ごしらえです。大きな鴨肉が5切れに焼いた太めの深谷葱を添えて柚子を添えた鴨南うどんは、とっても美味しくて暖まりました。

 それから、いよいよ平林寺山門から境内、もみじ山へと向かいます。拝観料は一人500円と平時と同じです。臨済宗妙心寺派金鳳山平林寺の全体については、独立系メディア E-wave Tokyo に既に纏めています

 ※平林寺の概要 http://eritokyo.jp/independent/aoyama-col66760.htm


 今回は、東京から程近い平林寺の美しい紅葉を堪能頂ければと思います。

 総門から山門、仏殿、本堂(書院)と一直線上に建物が配置された境内ですが、入口を入るとすぐに山門までの間の美しい紅葉が目に入ります。赤と黄色の彩りが目に鮮やかですが、侘びた山門とのバランスが絶妙です。

 参道を進んで、仏殿を右に回り、鐘楼廻りの紅葉を楽しんだあとは、本堂の庭の静けさを味わい、緑と紅葉のコントラストで一服。その後本堂を出て、いよいよ池の脇からもみじ山の散策へと進みます。

 もみじ山への途中、松平信綱公一族の墓所がありますが、そこは静けさが漂う空間となっており、訪れる人を癒やしてくれます。

 さらに進むといよいよもみじ山です。高齢者がカメラや携帯、パッドなどをもちながらあちこちで撮影しながらゆっくりと雑木林の木漏れ日の中、紅葉狩りを楽しみます。晩秋の短い午後の陽射しが温かく感じられ長閑な時間が流れていました。

 かくして、もみじ山を一巡し出口へと戻ります。1時間余りの散歩でしたが、紅と黄色の彩なす日本ならではの秋を楽しみ慈しむことができました。86歳の叔母達もそれぞれ携帯やパッドにそれぞれ絶景を納めて大満足でした。


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-29


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-29


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-29


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-29


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-29


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-29


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-29


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-29


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-29


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-29


撮影:池田こみち Nikon Coolpix S9900 2016-11-29