以下は、昨日の石川県輪島市における池田こみちさんの講演のテレビ石川のニュースです。夕方の定時ニュースとして報道されました。
◆ 震災がれき受け入れの根拠は無いと訴え
2012/06/02 Sat 18:12
http://www.ishikawa-tv.com/news/main.php?id=18839
東日本大震災によるがれきの受け入れをめぐり講演会に招かれた研究家が来月末
にも仮設の焼却施設が完成する事を紹介し広域処理を必要とする根拠がなくなっ
たと訴えました。
この講演会は震災がれきの受け入れに反対する市民団体が開いたもので市民や輪島市の朝市組合漁業関係者などおよそ70人が参加しました。
講師には被災地を調査しがれきの広域処理について安全性や経済面での研究を進 めている池田こみちさんが招かれました。
池田さんは来月末には宮城と岩手で3 1基の仮設の焼却施設が完成することを紹介し1日に4690トンの処理が可能
になると説明しました。これによってがれきを広域処理する必要性はなくなると
訴えていました。
輪島市はがれきの受け入れ基準として放射性セシウムの濃度を1キロあたり
100ベクレル以下とし今月中にも住民説明会を開き理解を求める方針です。 |
以下はNHKテレビの石川県内ニュースが伝えた池田さんのがれき広域処理
不要の講演についての午後7時の定時ニュースの概要です。
◆ NHK石川ニュース
がれき受け入れ反対の講演会
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025512351.html
東日本大震災で出たがれきの受け入れに向けて本格的に手続きを進めることを市長が表明した輪島市で、がれきの広域処理の問題点を知ってもらおうという講演
会が開かれました。
この講演会は、がれき受け入れに反対している市民グループ が開いたもので、会場の輪島市小伊勢町の公民館には、地元の住民を中心に、金 沢市や志賀町などからあわせて70人ほどが集まりました。
講演会では、環境汚 染や環境保護などの研究を行っている東京の企業の池田こみちさんが講師を務め、
「輪島市が行ったがれきに含まれる放射性物質のサンプル調査1回だけではがれ
きが安全かどうかは判断できない」と話しました。
また池田さんは、「がれきに 含まれる放射性物質の濃度が低かった場合でも、大量に受け入れれば必ずしも安 全とは言い切れない」とも訴えました。講演会に参加した地元の65歳の男性は、 「がれきの広域処理を進める背景には、さまざまな問題があることを初めて知り ました」と話していました。輪島市はがれきの受け入れについて今月から住民へ の説明会を開くほか、来月下旬以降にも試験焼却を行いたいとしています。
2012年 06月02日 19時07分 |
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