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私の自宅の茶室の小間の屋根にある突き上げ窓は、日当たりがよいせいか、よくノラの猫が寝ている。どのノラも今時の若者にはまったくない精悍な顔つきをしていて頼もしい。 私と目があうとジッとこちらを見つめている。決して物欲しげではなく、警戒している野生の目つきである。とはいえ寝ている姿(一番上)はくったくがなく、かわいらしい。 ノラは毎日、入れ替わり立ち替わり、いろいろな色と柄の猫がくる。グレーの猫。茶の虎猫、鯖虎の猫などなど。 青山貞一さんが上州や信州の紅葉のブログを掲載されたが、そういえば私の庭にもモミジが植えてある。下二枚の写真は11月4日に撮影したものだが、東京都練馬区ではまだ紅葉にはほど遠い。 地球温暖化の影響で東京でも紅葉の時期がどんどん遅れている。温暖化の影響は東京の風情にもあるのだろう。11月になっても猫が小間の突き上げ窓の上で寝ているのも、おそらく温暖化に関係があるのではないだろうか? |