■廃プラ焼却の問題考えよう 所沢で講演会
東京新聞 2008年5月19日
【埼玉】
所沢市が廃プラスチックの焼却を検討している問題について考えようと、同市の市民団体「所沢の美来(みらい)」(横山静代表)は二十五日と来月七日、専門家を招いて講演会を開く。参加者を募集している。
同市はダイオキシン問題を受けて廃プラ焼却を停止している。現在、市内のごみ最終処分場は満杯の状態。市はごみを県外などに運んで埋め立てており、市内の新たな処分場建設計画も進んでいない。
こうした中、市は五年前に完成し、廃プラなどを除くごみを焼却している東部クリーンセンター(同市日比田)で、廃プラ焼却を検討している。今後、地域説明会、実証試験を進める方針。
講演会は、二十五日は同市松郷の東川会館で、来月七日は同市若松町のコーププラザ所沢で、ともに午後一時半から開く。講師は二十五日が環境ジャーナリストの津川敬さん、来月七日は環境総合研究所副所長の池田こみちさん。それぞれ資料代として二百円必要。
問い合わせは、横山代表=(電)090(2541)0122=へ。
(土門哲雄)
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