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●自然と共生し、温泉で癒す! 群馬県の通称北軽井沢に環境総合研究所の保養所を設けて以来、春から秋にかけ、何度となく別荘にでかけていた。 保養所がある場所は、上信越高原国立公園の隣で浅間山系と白根山系の間にある標高約1300mの浅間高原である。両山系の間に、吾妻川が流れており、関東地方とは思えないすばらしい渓谷もあり、山、谷ともにトレッキングの場にことかかない。 北軽井沢は、いわゆる軽井沢地域に比べ、気温が平均して3度ほど低く、湿度は軽井沢の半分以下、さらに植生、昆虫、鳥類、小動物なども高山系のものが多い。別荘の土地面積はも最低で1000平方米あり、土地利用はまさに自然と共生している。自然観察や高原有機野菜による食育的観点からもなかなかだ。 自然との共生に加え、この地では日本を代表する温泉が群馬県と長野県の県境周辺に集中していることだ。草津、白根、万座、鹿沢、鬼押し、高嶺、嬬恋、川原湯、半出来、高嶺、つつじ、塩壺、別所、菅平などなど、500円〜1000円で日帰り温泉が楽しめる。おそらくこれだけの温泉が日常的に楽しめるのは、ここだけかも知れない。(黄色字は、紹介あり) 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10(7月) 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10(9月) 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10(5月) ●自然と共生し、トレッキングを楽しむ! 北軽井沢の保養所周辺には、上信越高原国立公園が広がっている。なかでも浅間山山系と白根山系は雄大な自然を満喫できる。 保養所に出かけるたびにいやおうなく目に入るのが、浅間山系と白根山系である。今まで、ありとあらゆる角度から浅間山や白根山の自然景観を楽しんできた。 下はグーグルアースで3次元表示した浅間山である。左側の外輪山の一番手前が黒斑山である。外輪山を北にぐるりと回ると蛇骨岳となり、一旦下がっった谷が湯の平。その東側が前掛山となる。 浅間山はナポリ南のヴェスビオ火山同様、噴火後、いくつかの外輪山ができたことで、見る方角によりまったく違った景観となっている。 グーグルアースで3次元展開した浅間山 Mt. Asama 作成:青山貞一 下はやはりグーグルアースで3次元展開したイタリア・ナポリのヴェスヴィオ山。浅間山と非常に類似していることが分かる。この2月、ポンペイにでかけたときは時間の関係でヴェスヴィオ山には登らなかったが、かなり上まで車が行けるのこと。 グーグルアースで3次元展開したヴェスヴィオ山の火口部分 作成:青山貞一 下はまだ春あさい浅間牧場からみた浅間山。手前にコブシの花が咲いていた。浅間山頂はいつも雲や水蒸気があり、なかなか頂上がすっきり見えることはない。 浅間牧場:浅間山とコブシ(5月) 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 浅間牧場。コブシの花の上に小鳥が乗っている(5月) 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 春(5月)の浅間高原はいろとりどりの花が咲き乱れ、一年を通じてもっとも爽やかな季節だ。5月のゴールデンウィークは桜が満開となる。下の写真は長野原町立西中学校正門前のサクラ。 長野原町立西中学校正門前のサクラ(5月) 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 長野原町立西中学校正門前のサクラ 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 長野原町立西中学校正門前のサクラ(5月) 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 この季節(5月GW)、浅間高原ではいろとりどりの花々が咲き乱れる。下は、鎌原神社近くの芝桜。 嬬恋村鎌原に咲き乱れる芝桜(5月) 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 長野原の牧場からみた浅間山(5月)。ここから見ると左右対称となっている。 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 長野原町の牧場にて(5月) 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 浅間山系の南にある軽井沢町には、日本離れしたすばらしい自然景観がある。国道18号線の軽井沢町が御代田町に接するところにある農業用の温水路だ。残念ながらこの景観は昨年9月の台風により杉林がほとんど倒壊してしまった。 長野県軽井沢町の農業温水路 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 長野県軽井沢町の農業温水路 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 長野県軽井沢町の農業温水路 撮影:青山貞一 Nikon Cool Pix S10 つづく |