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   東マレーシア・サバ州現地予備調査

1ボルネオの地元食堂
 
Local Restraunt at One Borneo


青山貞一 Teiichi Aoyama
池田こみち Komichi Ikeda

掲載月日:2015年2月18日
独立系メディア E-wave Tokyo


<全体目次>

◆ビックリ仰天の魚介レストラン

 この日、キナバル山麓からホテルに戻ったのは、日没直前でした。

 前日、夕食をホテルのレストランで食べたら、20分くらいかかってスープが出され、その後30分ほど待たされたあげく、量は多いもののさしておいしくもない料理が出てきたこともあり、この日は敢えて車でコタ・キナバルの1ボルネオ(ワン/ボルネオ)という高層ビル群の中にショッピングセンター(モール)、レストラン、ホテルなどを複合施設としてパックしたミニ新都心に出かけてみました。

 実はその前に、ホテルのツーリストの女性にこの辺で魚貝のおいしいレストランはありませんか?と聞いたところ、ホテルの近くあるというので、車で行ってみました。近くとは言っても5km以上離れています。店に着いてビックリです。大きな水槽の中にいろいろな魚が泳いでおり、貝類もあります。

 そこからkg単位で幾らで魚を購入し、店が客の要望にあわせて料理し、客のテーブルにもってくるという、何とも凄まじいダイナミックなシーフードレストランだったのです。しかも、問題は指定する魚が大きな魚ばかりです。kg単位で売っているのですが、kgどころかわたくしたちは二人で300gも食べればおなかが一杯になってしまいます。しかも一種類の魚だけでは、飽きてしまいます。

 おそらくこの種の魚介のお店は、最低でも4~5人が数種類の魚介を選び、一人当たり丁度よい量を頂く店なんでしょう。私達は期待してこの魚介料理店に来たのですが、すごすご帰ることとしました。

 もっぱら、2月1日の夜、コタキナバル中心市街地にありますウォーターフロントの市場の隣の魚介レストランでも、あらかじめ客に泳いでいる魚を見せて選んでもらい、それをすぐに調理する大きな店がありました。

 下の写真を見て頂くと雰囲気が分かります。これにはおそらく度肝をぬかれるでしょう。


オーシャン・フード・ヴィレッジ
出典:http://malaysia.travelguide.co.jp/gourmet/OceanSeafoodVillage/


◆1ボルネオ(ワン/ボルネオ)で夕食

 ただ、明日の朝までレンタカーをかりていて、しかも車にはナビがついているので、それならいっそのこと今まで行っていないコタキナバルの新名所、1ボルネオ(One Borneo)で食事をしてみようと言うことになりました。 

 下はホテルから1ボルネオまでの経路です。グーグルでは24分となっていますが、道路が空いていたので20分ほどで到着しました。


ホテルから1ボルネオまでの経路  出典:グーグルマップ

 1ボルネオは、下の写真にあるようなハイパーモールとかスーパーモールと言われている複合施設です。


夜のワンボルネオ
Source:http://topdevelopers2012.iproperty.com.my/project/1borneo-hypermall


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)

 何しろ、ホテル近くは夜になると、街路灯もなく真っ暗闇です。頼りになるのはナビだけとなります。

 ホテルから20km弱走って、やっと1ボルネオ(One Borneo)に到着しましたが、駐車場探しが大変です。やっとのことで有料駐車場を探し、レストラン街に向かいます。ところが、1ボルネオのビル群は、何がどこにあるのか、フロアー案内掲示板がまったく見当たりません。地元の人はよいとして、私達の様なお上りさんには、まったくどこにどんなレストランがあるのかさっぱり分からないのです。
 
 帰国してWebで<1ボルネオ>と入れて検索したら,以下の案内が出てきました。このような案内板が現地にあればまだしも、どう見ても現地にはありません! 


出典:1Borneo Offical Web


出典:1Borneo Offical Web

 私達はあるフロアにあったおいしそうな四川料理のレストランの看板があったので、それを探したのですが、一旦ビルを出て隣のビルまで行きましたが、まったく??です。

 そこであきらめて、駐車場があるビルに戻ったら、吹き抜けからコタキナバルの市民が日常的に食べているレストラン(ローカルフーズ・レストラン)らしきいくつかの店を発見し、その一つに入りました。この間30分以上です(笑い)。

 やっとのことで、そのローカルフーズ・レストランに入りました。お年寄りから若いカップルまで、地域住民とおぼしき人たちがオーダーし、自分たちでディシュをもって席で食べています。いわゆるセルフサービスの店です。

 下はモールの1階で見つけたローカルフーズの店の店内です。やはり若者はみな、スマホを見ています(笑い)。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015年2月3日

 何しろメニューが多いのです。下はメインメニューです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015年2月3日

 下は上の写真にあるメニューの上の右にある麺類です。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8  2015年2月3日

  食べかけであることはご容赦頂くとして、下の写真が私達が1ボルネオ(One Borneo)の庶民的なレストランで頂いた食事です。中華風担々麺、魚介ピラフ、インド風カレーそれに2つのMサイズ紅茶で締めて900円でした!

 いずれも癖のある香辛料などはほとんど使っておらず日本人になじみやすい味です。コタキナバルのホテルや観光客用のレストランの値段は日本とあまり変わりませんが、私達が疲れ果てて入った(笑い)いわゆるローカルフーズの店の値段はその1/3以下で、しかも結構おいしいのです。


撮影:青山貞一 Nikon Coolpix S8 2015-2-3


 もちろん、コタキナバルはシーフードのメッカ、以下にいくつかお目に掛けましょう!


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


これはボルネオ鉄道の昼食(軽食)です。
コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


コタ キナバル (トリップアドバイザー提供)


つづく        <全体目次>