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福島県内沿岸域被災地
復旧・復興状況(2)
2011年10月16日
青山貞一  鷹取敦
東京都市大学青山研究室
環境総合研究所(東京都品川区)
掲載月日:2011年10月26日
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 2011年10月16日(日)、福島県への第4回目の放射線測定調査を行ったが、調査の合間を見て2011年4月、6月、9月に実施した福島県沿岸域視察のその後の復旧、復興状況についても調査を行ったので、その概要を以下に示す。

 調査は青山貞一(東京都市大)、鷹取敦(環境総合研究所)が実施した。


今回の福島県内放射線量測定調査時の自動車走行ルート


福島県いわき市沿岸部 出典:Mapion

 以下は2011年4月中旬における被災地視察報告の動画。

◆環境総合研究所:いわき被災地視察報告(動画)  Ch 5
◆環境総合研究所:福島県南部 浜通り 被災地視察(詳細)
 Ch 5


●福島県いわき市薄磯地区

 日本の美しい海水浴場にも選ばれているいわき市薄磯海岸。4月に現地視察した時は、海辺に入れなかったが、今回は薄磯海岸に入ることができた。


撮影 青山貞一 2011.10.16 

 4月来たときは、津波によって破壊された200世帯以上の家屋があったが、今回は下の写真のように倒壊家屋は撤去されていた。ただし、ここからは薄磯海岸に車では入れなかった。


今回は上の写真のように倒壊家屋は撤去されていた
撮影 青山貞一 2011.10.16 

 今回は薄磯海岸に入れた。


薄磯海岸
撮影 鷹取敦 2011.10.16


薄磯海岸
撮影 鷹取敦 2011.10.16

 応急処置的に、薄磯海岸の堤防が修復されていたが、その高さは従前と比べ数10cm高いだけであった。下の写真のうち黄色部分が修復された堤防。


撮影 鷹取敦 2011.10.16

 薄磯海岸に集められた災害廃棄物(瓦礫)。


薄磯海岸に集められた災害廃棄物(瓦礫)
撮影 鷹取敦 2011.10.16

 私たちはここで、放射性物質で汚染された瓦礫から約1mの距離で放射線量を測定するとともに、10m以上離れた海岸線で測定し比較した。


いわき市薄磯海岸の瓦礫の約1m前で放射線量を計測する鷹取敦
撮影 青山貞一 2011.10.16 

 薄磯海岸の堤防際に真新しい卒塔婆(板塔婆)。お花が供えられていた。


薄磯海岸の堤防際に真新しい卒塔婆(板塔婆)
撮影 鷹取敦 2011.10.16 


薄磯海岸の堤防際に真新しい卒塔婆(板塔婆)
撮影 青山貞一 2011.10.16 


堤防近くで液状化により陥没した道路。
撮影 青山貞一 2011.10.16 

 海岸近くの住宅は壊滅的な被害を受けた。土台だけ残って撤去された家屋。


撮影 青山貞一 2011.10.16 

 海岸近くの住宅は壊滅的な工場。そのままとなっていた。


撮影 青山貞一 2011.10.16 


●福島県いわき市新舞子地区

 いわき市新舞子地区には防潮林があり他地域より被害が少ないと、4月時点で広田次男弁護士からうかがったが、同地区へは沿岸道路にアクセスする道路が破壊され入れなかった。


撮影 青山貞一 2011.10.16

 地震と津波で陥没した道路。


撮影 青山貞一 2011.10.16

 日帰り温泉のいわき新舞子温泉、流木の湯。外見は無事のように見えた。


撮影 青山貞一 2011.10.16


●福島県いわき市四倉海水浴場

 4月の調査時には入れなかった四倉海岸。液状化による地盤沈下でテトラポットが下の写真のように砂の中に埋まっていた。


撮影 青山貞一 2011.10.16

 四倉海岸は遠浅の海水浴場であり、海浜部には家屋が少ないもよう。


撮影 青山貞一 2011.10.16

 下の動画は四倉海岸におかれた膨大な量のテトラポット。津波被害後、いわき市沿岸域に設置するテトラポットの仮置き場となっている模様である。


撮影 青山貞一 2011.10.16


●福島県いわき市久ノ浜地区

 4月、6月、9月にも視察しているいわき市久ノ浜海岸。津波で破壊された家屋のがれきは大方撤去されていた。


撮影 青山貞一 2011.10.16

 下は久ノ浜の漁協ビル。


撮影 青山貞一 2011.10.16

 久ノ浜北端にある橋は、津波で破壊されていたが、前回(9月)来たときにすでに修復されており、車でもわたることができた。


修復された橋。久ノ浜にて
撮影 青山貞一 2011.10.16

 修復された橋の前の鷹取敦。


修復された橋の前の鷹取敦。
撮影 青山貞一 2011.10.16

つづく