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夜から6.29官邸周辺デモ参加
青山貞一 
掲載月日:2012年6月29日
 独立系メディア E−wave Tokyo


 今日は夕方から池田こみちさんと一緒に出かけており、午後7時45分に出先から地下鉄丸ノ内線で国会議事堂前に行きました。すでに午後8時をまわっていました。鷹取さんも後から参加しました。

 改札口周辺がデモから帰宅する市民で、ものすごい混雑でした。それを押し分け官邸前に出ると、周辺はすでに終わりの合図がでているにもかかわらず、歩道、道路上ともにデモ参加者があふれていました。

 私は国内外、いつもデジタルHDビデオカメラを持って歩いていますが、午後8時過ぎは、あまりにも暗く撮影はNGでした。デジカメとICレコーダー(通話録音マイクを含めいつも持参)の方は、それなりに撮れました(笑い)。

 8時30分近くになってから、官邸がある溜池山王から六本木一丁目方向に池田さんと歩きましたが、各地から参加している女性の方々から次々に挨拶されびっくりしました。いつも E-wave Tokyoの動画見てますよなど、嬉しい限りです。

 以下は、山本太郎さんが上空から撮影したデモの様子。撮影と配信はIWJ。


出典:IWJ


出典:IWJ


出典:IWJ空撮

 私の自宅は東京の目黒近く、地下鉄なら25分で自宅から官邸まで簡単に行けるので、今後、時間があるときは参加しようと思います。

 参加者は、前回より口々に参加者数が多いと言っていましたが、おそらく回を重ねる毎に多くなるでしょう。

 なお、地下鉄丸ノ内線で国会議事堂に向かう途中、車内で、「現在、官邸周辺で市民デモを行っています。ぜひ参加してくださいと」いう趣旨のアナウンスをしていました。これにはおどろきです。

 私は1946年生まれで、学生時代はまさに学生運動の真っさなか、連日、デモに参加するというより、主体的にデモを行っていましたが、今回の一連のデモは、若い人が中心となっており、若者が自身の思いを自己表出することは大変よいことと感じました!

 自宅に戻ったら報道ステーションでデモを大々的に報道していましたが、労働組合の旗がなく、学生運動の旗もない、これだけ大きな市民主体のデモは、日本では、おそらくはじめてかも知れません。

 脱原発問題では、電機労連はじめ多くの労働組合が再稼働賛成、推進側にいるのがその理由でしょうが、福島原発事故後として、実に恥ずかしいですね!

 MLのように閉じられたソーシャルメディアに比べ、Facebook や ツィッターは、ねずみ算的にどんどん仲間が増えるので、チュニジアやエジプトの市民革命に類する動きが日本でもおそまきながら出てきたと実感しました。

 下の論文の後半に、5.ソーシャルメディアの外延的拡大として、それを書きました。ぜひお読みください!

◆マスメディアの劣化とソーシャルメディアの興隆青山貞一(東京都市大学)
http://www.eforum.jp/eforum2011/eforum2011-0401-aoyama-massmediasocialmedia.pdf