スカイマーク、 身の程知らずの拡大路線とA380 大量発注で経営破たん 青山貞一 Teiichi Aoyama 掲載月日:2015年1月29日 独立系メディア E−wave Tokyo |
スカイマークは身の程知らずの拡大路線とEUのA330を大量に発注したため経営難に陥りました。地方によってはスカイマークだけしか就航していない空港もありますが、そこから撤退することで、地方再生とどころか疲弊に向かうことまちがいありません。 , 以下はスカイマーク社の現在の就航路線。 羽田 旭川 札幌(新千歳) 仙台 茨城 成田 名古屋(中部) 関西 神戸 米子 北九州 福岡 長崎 熊本 鹿児島 奄美 那覇 宮古 石垣 さらに問題なのは国内キャリアーのANA,JALの寡占状態が再開されることとなり、さもなくても国内線航空運賃がA380など大型機を国内線で就航させるメリットはさまざまな観点からありません。地方空港は燃費の良いA310, A320, BB767など中型機で十分です。 , エアバス社 A380 出典:Wikipedia スカイマークには仕事、研究、委員会出席などでずいぶんお世話になっており,何としても再建してもらいたいですが、今回の経営破たんは間違いなく会社の戦略ミス、失敗であることは間違いありません。危惧するのは、国土交通官僚の天下り役員を受け入れることで再開させることです。 , いずれにしても、海外系キャリアー、LCCなどで諸外国に行く方が遙かに割安となっている現状は話になりません。もちろん、ANA、JALの海外便もまだまだ割高です。ただし、現実には裏でツアー会社など大口顧客に大量の席を割り当てています。このダブルスタンダードも改善しないと見放されます。 , ◆破綻のスカイマーク、12路線減便 A330運航中止へ http://www.asahi.com/articles/ASH1Y35CYH1YULFA004.html 朝日新聞 - 50 分前 |