全国縦断「環境政策」 講演会報告 青山貞一 2006年10月29日 |
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10月7日から10月13日までの約1週間、ゴミ弁連及び各地のNPO、市民団体等がスポンサーシップをとって実施されました全国縦断環境政策講演会の最終参加者が集計されました。 この講演会は、函館から福岡まで全国7カ所の会場でカナダ・ノバスコシア州及びハリファックス市から2名の政策マン、専門家をお呼びして実施したものです。 全面的な市民、企業、NPO参加によってゴミの発生・排出抑制と州法によるデポジットなど3R〜5Rによって全集的な「脱・焼却」を実現、「脱・埋め立て」に向かっている同州の背景、経緯、目標設定、政策手段、課題と今後などについて、2人の講師から講演を受けた後、質疑を行ったものです。 現在、この分野で世界のトップランナーとなっているノバスコシア州ですが、もともと激しい市民運動、紛争からはじまり最終的に市民らの政策提言を州政府、広域市政府が受け入れたことで「ゼロウエイスト」政策が実施に移された経緯があります。今回お呼びした2名の専門家は、もともと市民側をサポートした専門家であるところに大きな特徴があります。これについては、以下をご覧ください。 ◆青山貞一:ノバスコシア方式を可能とする専門家の社会的役割 ※ 「専門家の社会的役割」については2006/12/4 東京工大大学院において特別講義を行います。 最終的な参加者は以下の通りとなりました。
各地共同開催された方々、参加された方々に深く感謝の意を表します。 現在、各地の主催者及び参加者からの感想、FAQを含め関連ホームページを整理しております。Webは、ゴミ弁連の以下が総合Webとなります。今後、拡充して行く予定です。 ◆ノバスコシア全国縦断「環境政策」講演会総合サイト (ゴミ弁連Web) また環境総合研究所系のWebでは過去の経緯を含めWeb化していますので参照ください。 ◆独立系メディア「今日のコラム」テーマ:ゴミ ◆2005年ノバスコシア州循環型社会構築現地体験視察 (NPO+学生20名)の参加記等 (武藏工業大学環境情報学部環境報告書より) ◆2006年9月に実施したカナダ東部地域紀行 ただし、これはゴミ問題ではなく、調査の合間に書いたブログです。 本縦断講演会実施が決まった後、東京会場の一部となることを要望されてきた町田市については残念ながらスケジュール等の関係で開催を断念せざるをえなくなりました。これについては、12月17日(日)午後に町田市主催で、現在同市が住民と一緒に進めている「ゼロウエイスト宣言」化の一環として青山貞一が講師となり市民、企業、市役所職員らを対象に講演会を実施する予定です。 詳細は別途。 |