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イタリア、原発再開を断念 

国民投票で9割超が反対


青山貞一

掲載日:2015年3月12日
独立系メディア E-wave Tokyo
無断転載禁


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 青山と池田は2011年の3月9日〜3月17日まで調査でイタリアにおり、アリタリア航空機が成田に降りず、関空に着陸するなどありました。
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 現地では新聞、テレビが福島原発事故一色で、とくにテレビは連日、反対派vs推進派(といってもイタリアなので日本とは事情が違います)が2手に分かれ徹底議論をしていたことを覚えています。帰国したら妻が大臣や大学の先生がテレビに出て「ただちに健康に影響はない」的な話しをしまくっくいると終えてくれました。
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 また、あちこちで私達日本人を見ると、Fukushima,Fukusimaと日本=福島であるかのごとく、話しかけられました!
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◆イタリア、原発再開を断念 国民投票で9割超が反対(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM1305E_T10C11A6MM8000/
2011/6/13 23:57 (2011/6/14 1:30更新)
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 【ジュネーブ=藤田剛】イタリアで12〜13日に実施された原子力発電の再開の
是非を問う国民投票が成立し、政府の原発再開の計画を否決した。内務省の発表によると、投票率は約57%に達し、成立の条件である50%を上回った。福島第1原発の事故後、主要国での原発政策に関する国民投票は初めて。他国からの電力購入や再生可能エネルギーの利用拡大など戦略の練り直しは必至だ。
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 暫定発表では投票者のうち95%が再開に反対票を投じた。欧州ではドイツが原発をすべて停止する関連法案を決定。スイスも既存原発の停止を決めた。ベルルスコーニ政権は1990年までに稼働を停止した原発の2020年までの復活を検討していた。

 以下は、3.11をイタリア、EUのメディアがどう伝えたかについて帰国後の2011年3月21日に書いた論考です。

◆青山 貞一 ・池田こみち:
  一週間後、海外メディアは大震災・原発大事故をどう伝えたか!
 
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp001.html