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【読谷】 読谷村内の安定型産業廃棄物処分業者が、県に提出している管理型処分場建設の申請を取り下げる方針を地元住民と村に報告したことが14日、分かった。 16日に会見を開き、正式に発表する予定。管理型処分場の建設については、地元住民や村が建設に反対していたほか、県から改善命令を受けている安定型処分場の運営について、県が更新を許可したことに対し、地元が反発していた。 申請取り下げの意向について業者から直接報告を受けた村や住民等によると、13日に地元住民等、14日に村役場を訪ねた業者役員が、安定型処分場隣に計画していた管理型処分場の建設を取りやめる方針を伝えた。 管理型は同業者が県に建設を申請した2005年から、地元住民が反対。住民や村は県に申請の不許可を求めていたが、県は「条件がそろっていれば許可する」などとして、許可の方針を示していた。 また、安定型処分場から昨年、住民らの調査で有害物質クロルデンなどが検出されたことを受け、県が調査した結果、基準を超える木くずの埋め立てが確認されたとして今年2月、県が改善命令を出していた。 安定型の更新許可申請を県が認めたことに対し、住民らは「改善命令を履行中であり、県の許可基準が明確でない」などとして許可に反発していた。 |