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<今日の一枚>
今年の卒業写真
〜青山貞一研究室〜

青山貞一 Teiichi Aoyama 24 March 2009

独立系メディア「今日のコラム」


 今年も卒業式のシーズンが到来した。

 武蔵工業大学環境情報学部(この4月1日より東京都市大学環境情報学部)の青山研究室では、学部、大学院ともひとりの留年生もなく、全員卒業した。下の写真は今年の卒業生である。工業大学ではあるが、青山研究室には理系の女性が多い(笑い)。

 卒論や修論指導は毎年精神的な格闘技となるが、この一年は昨年11月に芝浦工業大学土木工学科の安納先生の研究室と合同で卒論・修論中間発表会を行い、さらに12月には環境行政改革フォーラムの研究発表大会(武蔵工大環境情報学部で開催)で全員が学術研究発表するなど、いつになくハードな日程をこなした。 その甲斐あってか(下の写真には3人が写っていないが全員12名が卒業した。

 しかも学生の研究テーマは、車内喫煙のリスク計測、アジアのアスベスト被害の実態と将来予測、日の出町谷戸沢最終処分場に持ち込まれたダイオキシン量の推計、環境自治体と持続可能社会構築、上勝町の持続可能社会づくり、日本とニュージーランドのゴミ堆肥化、フードマイレージからみた南北問題、環境アセスメント法制度の日米比較、都市高速中央環状品川線の換気塔設置と市民参加、まちづくりと景観形成、八ツ場ダムと財政問題、産業廃棄物政策と中国など、いずれもハードな内容ばかりであった。 

 ぜひ、この閉塞感漂う日本を改革し、経済一辺倒でない持続可能な社会とするために、大いに羽ばたいて欲しいものだ! 


武蔵工業大学世田谷キャンパスにて 2009.3.19