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泉田新潟県知事が、
原子力規制委員会でキレる 

青山貞一
掲載月日:2013年4月26日
独立系メディア E−wave Tokyo
無断転載禁


みなさま

 青山貞一です。

 白石草さんからのメールを転送します。

 泉田知事は、がれき広域処理問題でも国のあり方を徹底的に批判しています。

 昨年秋に、新潟の某新聞記者と電話で話した際、原子力規制委は東京電力柏崎刈羽原発が事故を起こした場合の排出強度の想定は、福島第一原発事故の数倍(確か4−5倍)としていたと聞きました。

 もし、そうだとすれば、福井県同様、日本有数の原発立地を所管する知事の意見を聞かずして、どうやって原子力規制ができるのかと思います。

 それにしても、田中規制委員長の「新潟県知事から(質問が)出されたからといって、私がいちいちそれを答えていく義務があるとは思えません」という発言は、自分を何様と思っているんでしょうね!

 ちなみに原子力規制庁の池田長官はどんなひとか?

 以下の経歴を見ると、警部警察、公安警察の分野一筋の官僚だ。

 こともあろうか初代原子力規制庁長官という重要な職を、こんな警察官僚に任せていいのか? 大いに疑問を感ずる。

池田克彦原子力規制庁長官

 池田 克彦(いけだ かつひこ 1953年 - )は、日本の警察官僚。初代原子力規制庁長官。第88代警視総監(2010年1月18日-2011年8月5日)。

1953年、兵庫県出身。京都大学法学部卒業。
大学在学中に大学紛争を目の当たりにし、「正義の味方になりたい」と思い、1976年に警察庁に入庁。警察官僚としては主に交通警察、警備警察の分野を中心に歩む。大阪府警察本部警備部長時代の1995年1月に阪神・淡路大震災に遭遇し、兵庫県警察本部と連携して事後処理に当たった経験もある。警察庁警備局長在任中に2008年7月の第34回主要国首脳会議(北海道・洞爺湖サミット)では日本側の警備体制統括指揮官として、会場警備などの安全・治安体制の指揮を揮った。警備警察の第一人者で知られる一方で、雑学やユーモアにも造詣があり、『知恵の話』という雑学の著書を出版している。

2010年1月18日、第88代警視総監に就任。2011年8月5日勇退。
2012年9月19日、環境省原子力規制委員会原子力規制庁長官に就任[1]。

経歴
1976年 警察庁入庁
1979年 群馬県警察刑事部捜査第2課長
1980年 内閣総理大臣官房審議室
1983年 警察庁交通局運転免許課課長補佐
1984年 警察庁交通局交通企画課課長補佐
1985年 警視庁警備部第7機動隊長
1987年 警察庁交通局交通規制課理事官
1989年 国家公安委員会委員長秘書官
1990年 警視庁総務部広報課長
1991年 警視庁警備部警備第1課長
1993年 千葉県警察警務部長
1994年 大阪府警察警備部長
1996年 岩手県警察本部長
1998年 警察庁警備局公安第2課長
1998年 警察庁警備局警備課長
2001年 警察庁長官官房総務課長
2002年 警視庁警備部長
2004年 埼玉県警察本部長
2006年 警視庁警務部長
2007年 警察庁警備局長
2010年 警視総監
2011年8月5日 退官
2012年9月19日 環境省原子力規制委員会原子力規制庁長官

出典:Wikipedia


Date: Mon, 22 Apr 2013 21:49:59 +0900
Subject: [epp 22075] 泉田知事が、原子力規制委員会でキレる

みなさま

 あまり報道がないのですが、新潟県の泉田知事が原子力規制委員会でキレました。

「住民守る気あるのか」新潟県知事、原子力規制委を批判
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1576

 新潟県の泉田裕彦知事は22日、同県が独自に設置した東京電力福島第1原発事故の検証委員会の議論に基づいた要請書を手渡すため、原子力規制庁の池田克彦長官と面会した。

 泉田知事は冒頭から、「原発と住民の安全を守る気があるのか」と原子力規制委員会を批判。

 「なぜ田中俊一委員長が会わないのか」と怒りをあらわにした。
 
 泉田知事が提出したのは、同県が3月29日にまとめた「原子力発電所の安全対策及び住民などの防護対策について」と題した田中委員長宛の要請文。同県の検証委員会の議論に基づいたもので、原発事故対策のほか、緊急時の広域避難ルートの明確化や物資の調達、福祉病院施設の対策を含め、具体的な対応策の検討を求めている。
 
 泉田知事は、去年10月に田中委員長宛てに、原発事故対策と住民の避難対策の強化を求める質問状を送ったにも関わらず、4ヶ月間も回答がないまま、原子力災害対策指針や新基準を策定していると厳しく批判。「住民の避難対策などについて、なぜ原発立地地域の話を聞かないのか」と声をあらげ、田中委員長が対応しないことについても「(規制委の)独立性をはき違えている」と非難した。
 
 田中委員長は、3月13日の記者会見で、「新潟県知事から(質問が)出されたからといって、私がいちいちそれを答えていく義務があるとは思えません」と答えてい
た。
  
 泉田知事は、「中越地震の時に、火災事故と複合災害を経験している。現場がどうだったのか聞かないで、どうして安全を判断できるのか」と原子力規制委員会を批判
した。