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政府・自民党の一連の安易な規制緩和が国民の健康の安全安心に脅威となっている。その典型例が今回のメラミン汚染である。 メラミンが含まれる事故米が日本中に拡散し、底なしとなっている。以下の記事にあるように、事故米の食品転売に関連した三笠以降の龍中は合計で392業者に及んでいることが判明した。しかし、おそらく今後さらに業者数は増える可能性が高い。
以下は今朝(2008.10.4)のNHKニュースで報じられたメラミンを含む新たな食べ物である。 流通先にはなかにはあの農薬入り餃子事件で有名となった日本たばこ産業の子会社であるJTF(JTフーズ)も含まれていた。日本たばこ産業は、たばこを販売することで日本人全体の健康を蝕んでいるが、食材でも餃子といいチマキといい国民の健康を蝕んでいる。まったくもって許せせないことだ。
最大の問題は、三笠フーズに数10回立ち入り検査をしながらまったく業者の営利だけでやりたい放題をしていたことを見過ごしていたことだ。 農水省の検査官が立ち入り検査で何を見ていたのかと思っていたら、やっぱり検査官は事故米のその後の流通実態をチェックするどころか、業者からさまざまな接待を受けてIT。 本来、事故米の輸入、販売、使用に関連し、監視すべき農水省の現場係員が業者からさまざまな接待を受けていた実態が、次々に明らかになってきた。 くしくも国会で消費者庁の設置が審議される矢先に、食の安全に密接にかかわる農水省でこのていたらく。社会保険庁と言い、農水省と言い、本当に政府は腐っている。 政府は国家公務員倫理法違反の疑いがあるなどと暢気なことをいっているが、とんでもないことだ。当然のこととして現場の職員だけでなく、管理責任、結果責任は大臣に至るまで重大である。
つづく |