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大マスコミが報じない

自民国会議員過半が二世三世!
(速報)
青山貞一
掲載月日:2008年9月22日
無断転載禁

 昨日、2008年9月21日(日)、私が代表理事を務める政策学校一新塾において塾生指導、助言に先立ってミニ講義を行った。

 「与野党逆転ではじまる民主政治の夜明け(2)」と題するこの演題は、昨年に引き続くものである。このミニ講義は140枚のパワーポイントスライドを使って行ったものだ。


 
 独立系メディアでは、以前から国会議員、とくに自民党議員の多くが二世、三世議員であることを指摘してきた。

 この度、政策学校一新塾のミニ講義で政党別の衆参議員に含まれる政党別の二世、三世議員の数と割合の概数を算出し紹介した。

 ただし、現時点では前職、元職が含まれている。最終的にはそれらを調整した数字を示す予定である。

 結果を以下に示す。前職、元職が含まれるとはいうものの、自民党は54%が二世、三世の議員であることが判明した。一方、民主党は22%が二世、三世議員である。

 信じられないことだが、全国会議員に含まれる二世、三世の世襲国会議員の単純割合は、実に43%に及ぶことも分かった

 今後、前、元職を除外した正確な割合を情報提供する予定だが、いずれにせよ今の日本では、二世、三世以外が国会議員になるのは至難の業であることが分かる。

 地ばん、看板、名声、知名度などをもとに、国会議員としての資質、能力と無関係に二世、三世が国会議員を世襲する日本の姿はきわめて異常であり奇異である。

 周知のように総理大臣は、最近だけをとっても小泉→安倍→福田→(麻生)はいずれも二世、三世議員である。安倍、福田はわずか1年で総理、首相を放り出している。こんな先進国は日本以外にない。まさに北朝鮮を嗤えない状況にある。