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真夏の上州で環境調査
(13)「大沢ダム」で水質調査

青山貞一
東京都市大学環境情報学部
13 August 2010
独立系メディア「今日のコラム」
無断転載禁


■大沢ダム

 7月18日の調査では、大沢川における調査はしなかった。ここでは、5月5日の調査について触れよう。

 下は「大沢川」の途中にある大沢ダム。ここでも強酸性水の中和処理が行われている。下の写真は2010年5月GWに撮影したもの。


品木ダムの上流にある大沢ダムと大沢川
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8 2010.5.5

 大沢ダムは砂防ダムでもあるらしいが、その実は、石灰石を1日10トンも投入する強酸性水の中和施設として建造られたようだ。 

 この大沢ダムの下流にある大沢川も「品木ダム」に流れ込んでいる。


大沢ダムの下流域の「大沢川」
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8 2010.5.5


大沢ダムの下流の水位水質観測所の看板
撮影:青山貞一、Nikon CoolPix S8 2010.5.5











 下は大沢ダム下流で水質測定をする筆者。結果は、中和後なのでpHは5.4であったが、電気伝導率が0.76ms(760μS/cm)と電気伝導率がかなり高かった。


国土交通省の大沢ダムで測定する筆者
撮影:池田こみち、Nikon CoolPix S10 2010.5.5

2010年5月5日の水質(pH)測定結果

                       
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出典:東京都市大学環境情報学部青山研究室

2010年5月5日の水質(電気伝導率)測定結果

                       
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出典:東京都市大学環境情報学部青山研究室


つづく