最高裁上告棄却 仙台北陵クリニック事件 青山貞一 2008年2月28日 |
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「独立系メディア」でも継続的に情報を提供してきた仙台北陵クリニックの筋弛緩(しかん)剤事件の上告審で2月25日、最高裁は守大助さんに対して仙台高裁判決を追認し無期懲役を確定する判決を出していたことが分かった。 以下は最高裁の第三法廷の判決文。
以下はそれを伝える「救援会中央本部」、「宮城県本部」、「守大助さんを支援する会」から関係先へ送られた「緊急連絡」。 無実の守大助さんを支援する首都圏の会 Web
この最高裁判決に対し、守さんの主任弁護人らは直ちに以下の談話を発表した。以下はそれを伝える時事通信の記事。
以下は本事件の経緯。 |
2000年 2月2日 10月31日 11月13日 11月24日 11月24日 12月4日 2001年 1月6日 1月9日 1月26日 2月16日 3月9日 3月30日 7月11日 9月24日 2003年 11月18日 19,25,28日 2004年 2月9,10日 3月30日 2005年 6月15日 7月29日 10月5日 2006年 3月22日 12月 2007年 5月 6月 8月 11月 11月 |
女児(1)急変、回復 A子さん(11)急変、重症 男児(4)急変、回復 下山雪子さん(89)急変、死亡 男性(45)急変、回復 守大助さんが(半田教授の要請に応じ)北陵クリニックを退職。 夜に忘れ物を取りにクリニックへ行った際、宮城県警警部補から、 後に問題となる赤い針箱の件で職務質問を受ける。 宮城県警が守大助さん他2名の北陵クリニック職員を任意同行で 取り調べ。守大助さんが容疑を認める供述。 A子さん(11)の殺人未遂容疑で逮捕。 守大助さんが否認に転じる。 下山雪子さん(89)に対する殺人容疑で再逮捕。 女児(1)に対する殺人未遂容疑で再逮捕。 男性(45)に対する殺人未遂容疑で再逮捕。 男児(4)に対する殺人未遂容疑で再逮捕。 仙台地裁で初公判。 仙台弁護士会が地検、県警、拘置所へ人権侵害の警告・勧告書。 仙台弁護士会が大手新聞4社に対し、守さん逮捕当時の犯人視 報道その他について勧告書を提出。 150回の公判を経て検察側が論告求刑公判で無期懲役を求刑。 最終弁論で弁護側が無罪を主張。 仙台地裁が無期懲役の判決。弁護側即日控訴。 仙台高裁で控訴審初公判。 守大助さんの接見禁止がようやく解除。 仙台高裁が第4回公判で弁護側の鑑定請求を却下し結審。 仙台高裁が控訴棄却の判決。弁護側即日上告。 弁護団が上告趣意書を提出。 弁護団が上告趣意補充書(1)を提出。 弁護団が上告趣意補充書(2)を提出。 最高検察庁が「答弁書」を提出。(弁護側上告趣意への反論) 弁護団が上告趣意補充書(3)を提出。 弁護団が上告趣意補充書(4)を提出。 |