第３回 アマルフィ海岸自治体の持続可能性基礎調査 2013-6 A Survey on Sustainability of Costiera Amalfitana Comune 初夏のアマルフィ海岸を行く ９日目 カーヴァのみどころ（自然） 青山貞一・池田こみち 2013年6月14日 独立系メディア E-wave Tokyo 無断転載禁 |
２０１３年アマルフィ海岸現地視察調査報告＜１２５本 全体メニュー＞    アマルフィの位置 カーヴァの紋章 イタリア国旗 ◆カステロ山と聖アジュトリスの砦 Monte Castello with Castrum S. Adjutoris カーヴァ・デ・ティレニの谷を見渡す町にとって最も有名なお祭りの一つの場面です。 城の誕生した年月日は不明ですが、それは1000年以上前のことであり、1035年と1058年に修道院に寄贈されたものとして知られている資格証明書にも記載されています。 サレルノに通じている2つの道路の両側の丘の上に立つ城の戦略的な重要性はロンバルジアの原則から外れていなかったばかりか、そのお陰で、名高いアルボイノの子孫にとって、軍隊建築物の素晴らしい例となりました。 さらに有効なものとするため、基礎は一連の塔、防塁、そして壁で造り、彼はセラやボレロ、およびキャンピテッロを超え、「マッジョーレ街道」を通過すして、アルコにたちました。防衛ラインは当初「サレルノの砦城」と呼ばれていました。その後、周辺地域で蔓延した疫病の名前にちなんだ聖地から「サンクチ・アジュトリスの砦」と呼ばれるようになりました。 ◆カステロ山 Monte Castello どれほどこの目的とする地点をその派生的な部分と一緒に取得することが重要だったかは、ギスルフォ一世の学位によって明らかになりました。metellianaの谷全体が聖アジュトーレの要塞までのすべてが、聖三位一体の修道院に続く領地として与えられました。ただし、fortelitia dicticastriは除外されています。 明らかに王子は彼に、サレルノに通じる主要な道路の防衛に集中してもらいたかったのです。それはまた、この地域が重要な軍隊的な位置であったからに他なりません。 実際、要塞は防御に優れていて、この時代の平和と安全のために大きな役割を果たしました。それによって、混乱していたサレルノの統治をつつがなく行うことができたのです。915年のガリグリアーノの戦いの後、悪意は失われ、サラセンの襲撃は終わりました。 記憶するに値するのは、1527年のシャルル5世と法王リーグ、ベネツィア-フランスの戦いに効果的に参戦したことです。軍の隊長、ヴァルデモンがサレルノに降り立った時、ナポリに行くためにカーヴァに行こうとしました。ちょうどシャルル５世が留守で無防備だったのでカヴェシは、城にあった鉄砲と500丁のマスケット銃でカヴェシはその道を通貨したのです。そして、カヴェシはサレルノを占領しました。  出典：Wikipedia Italia この行為はシャルル5世にある言葉を思い起こさせます。 城は、米英軍の爆撃機が誤って、第二次世界大戦中のドイツ軍の大砲の礎と思って爆弾を落下させたたために破壊されました。城からは、毎年夏には、特別な花火大会を見ることができます。その花火大会の終了とともに、1656年に、疫病ペストからカーヴァを救った、という奇跡を記念するモンテカステッロのパーティが終了するのです。 下はグーグルアースで立体表現したカルテロ山とカーヴァの町です。  グーグルアースで立体表現したカルテロ山とカーヴァの町 ◆自然地域 Natural areas カーヴァ・デ・ティレニは散策や小旅行に適した心地よい道で、メテリアナの谷の分散する村や集落がつながっています。 年間を通じて、サン・リベラトーレの谷、クレチェの小さな村、アニュンジアタ、サンタ・マリア・トロ、ピネタの温室、アルコ、ボッレッロ、キャンピテッロ、聖アンナ、サン・マルチノの庵、ボネアの洞窟、マイオーリやアマルフィ海岸の上にある聖母マリアの聖恩サンクチュアリなどのグループ旅行（散策）を楽しめます。 自然公園ディシマーレ：カーヴァ・デ・ティレニ、バロニッシ、メルカト・サン・セヴェリーノなどの自治体とＷＷＦが管理しています。面積は全体で444ヘクタールに及び、カルーソ山や海抜825メートルのカーヴァのフォーク、また、ポッジオ山のカッコーやモンタニョーネなどを探訪できます。公園は、地理的に二つのエリアに特徴的に分けられます。ひとつが石灰岩の多いカルーソ山、もうひとつがフォークカーヴァで、こちらはドロマイトとドロマイト石灰岩が特徴となっています。  カーヴァの自然地域 撮影：青山貞一 Nikon Coolpix S8 下は、カーヴァ・デ・ティッレーニの町と自然地域を一緒にした風景です。  カーヴァ・デ・ティッレーニ (Cava de' Tirreni)全体の眺望 出典：Wikipedia Italia・ティレニの自然地域の全景です。 下はカーヴァ・デ・ティレニの自然地域の全景です。 |
