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中華民族共同体構築を強調
 中央民族活動会議

CGTN/CRI 2021年8月30日

 独立系メディア E-wave Tokyo 2021年9月1日
 

視察で訪れた習総書記を楽しいミャオ族の踊りで迎える貴州省化屋村の村民(今年2月)

本文

 新中国が成立してから5回目となる中国共産党中央民族活動会議が27日から28日にかけて北京市内で開催されました。これまでの4回の開催はそれぞれ1992年、1999年、2005年、2014年です。

 7年ぶりに開かれたこの重要な会議で、習近平総書記は、民族活動の強化と改善に関する中国共産党の重要な思想を体系的に述べました。

 習総書記は14年5月の第2回中央新疆活動座談会で、「中華民族の共同体意識」という重要な理念を打ち出しました。17年10月には中国共産党第19回全国代表大会で、「中華民族の共同体意識の確立」を党規約に加えました。

 今回の中央民族活動会議では、中華民族の共同体意識の確立について、各民族人民を率い、苦楽・生死・運命を共にするという共同体理念の確立だと指摘しました。

 習総書記は、各民族の優れた伝統文化はすべて中華文化の構成部分であるとし、中華文化は幹で、各民族の文化は枝葉であり、深く根付く幹が太くなってこそ枝葉が茂るようになると強調しました。

 習総書記は、物質と精神の関係を正しく把握すべきことや、各民族が空間・文化・経済・社会・心理などの面で全方位的な融合を実現すること、イデオロギーを守り、国際テロ対策協力などを強化することを求めました。(閣、柳川)