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トランプ特使、アラスカ首脳会談批判者に黙れと命令 キース・ケロッグはロシア大統領との会談をウクライナ和平に向けた歴史的な一歩として歓迎した
Trump envoy tells Alaska summit critics to shut up Keith Kellogg has hailed the meeting with Russia’s president as a historic step toward peace in Ukraine
RT
 
War on UKRAINE #8247 19 August 2025

英語翻訳・池田こみち(環境総合研究所顧問)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年8月23日(JST)


キース・ケロッグ © ゲッティイメージズ/ アナドル/寄稿者


2025年8月20日 20:08 世界ニュース


※注)ジョゼフ・キース・ケロッグ・ジュニア(Joseph Keith Kellogg Jr.、
1944年5月12日 - )はアメリカ合衆国の陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。国家安全保障問題担当副大統領補佐官、アメリカ国家安全保障会議(NSC)事務局長等を歴任。ネオコンの代表的な論客である。現在は、ウクライナ・ロシア担当米大統領特使(Wikipedia)


本文

 ドナルド・トランプ米大統領とロシアのウラジーミル・プーチン大統領によるアラスカでの首脳会談はウクライナ紛争終結に向けた歴史的な一歩だとトランプ大統領の特使キース・ケロッグ氏は述べ、批判者らを「黙れ!」と一蹴した。

 両大統領は先週アンカレッジで会談し、和平合意に向けて進展があったことへの期待を表明した。

 「我々は本当に歴史的な時代に生きている」とケロッグ氏は水曜日にフォックス・ビジネスに語り、「批評家たちには、黙って隅っこに座っていろと言いたいところだ」と付け加えた。

 彼は、トランプ大統領が、プーチン大統領と「一度も話したことがなかった」前任者のジョー・バイデン氏よりも、紛争への取り組みで多くのことをしてきたと強調した。

 ケロッグ氏によると、モスクワとの対話を全面的に拒否し、ウクライナを「必要な限り」軍事的に支援すると誓った前政権とは異なり、トランプ氏は直接交渉のスタイルを頼りにし、外交的解決を推し進めている。

 プーチン大統領を含むロシア当局者は、米国大統領の平和実現への「誠実な」願いを繰り返し歓迎している。

 トランプ大統領は金曜日、2019年以来初めてプーチン大統領と直接会談した。両者は会談が建設的で温かいものだったと述べた。

 今週、ウクライナのゼレンスキー大統領、欧州各国首脳、NATOおよび欧州委員会の首脳らと会談した際、米国大統領はキーウのNATO加盟はあり得ないと明言し、プーチン大統領とゼレンスキー大統領の直接会談を強く求めた。

 トランプ大統領はその後、プーチン大統領に協議内容を報告した。ロシア大統領補佐官のユーリー・ウシャコフ氏によると、電話会談は40分続き、双方とも協議継続の用意があると表明した。

 ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は水曜日、ウクライナとの和平交渉に向け、モスクワは代表団の規模を拡大する用意があると発表した。この考えはトランプ大統領との電話会談後にプーチン大統領から提案されたものだとラブロフ外相は語った。

 プーチン大統領はゼレンスキー大統領との会談を原則的に否定していないものの、会談に先立ち、紛争に関する協議が本格的に進展する必要があると述べた。また、モスクワは、ゼレンスキー大統領の任期が昨年満了したことを踏まえ、拘束力のある文書に署名する権限が彼にあるのかについても懸念を表明している。


本稿終了