2025年8月16日 12:40 インド
本文
インドは、金曜日にアラスカで開催されたロシアのウラジーミル・プーチン大統領と米国のドナルド・トランプ大統領との会談を称賛し、両首脳のリーダーシップを「高く評価する」と述べた。
ウクライナ紛争の初期から対話と外交を求めてきたニューデリーは土曜日、アンカレッジでの両国間の進展を評価すると述べた。
「インドは、ドナルド・トランプ米大統領とウラジーミル・プーチンロシア大統領によるアラスカでの首脳会談を歓迎する」と、インド外務省は土曜日に声明で述べた。「平和の追求における両者のリーダーシップは高く評価できる」
ロシアの原油の第二位の輸入国であるこの南アジアの国は、特にトランプ大統領がインドのロシア産原油の購入を理由に、インド製品に25%の追加関税を課したことから、アンカレッジでの動きを注視していた。
<写真キャプション>
RT India よりインド政府が米ロ大統領の対話を歓迎するステートメント
スコット・ベッセント米国財務長官は水曜日、トランプ大統領とプーチン大統領のアンカレッジ会談でウクライナ問題が進展しなかった場合、米国はインドに対する関税をさらに引き上げる可能性があると述べた。
「トランプ大統領はプーチン大統領と会談しており、欧州諸国は傍観者となって、大統領がどうすべきか、何をすべきかと文句を言っている。欧州諸国は我々の制裁に加わる必要がある。欧州諸国はこうした二次制裁を課す覚悟が必要だ。」
とベセント氏は水曜日にブルームバーグに語った。
プーチン大統領との会談後、トランプ大統領は、8月27日に発効予定だった追加の25%の関税を延期する可能性があることを示唆した。米国大統領はフォックスニュースに対し、ロシアの石油を購入する国に対する二次的関税の問題については「2、3週間」で検討すると述べた。この関税が最終的に導入された場合、インドから米国への輸入品は50%の関税の対象となる。
ニューデリーは、トランプとプーチン会談後の前向きな発言を注視した。
「インドはサミットでの進展を評価する」と、外務省の土曜日の声明は付け加えた。「前進の道は対話と外交を通じてしかあり得ない。世界はウクライナでの紛争の早期終結を望んでいる」、と。

動画のスクリーンショット
RTによるインド・ニューデリーの元外交官ラジヴ・ドグラ氏へのインタビュー
※注)Rajiv Dogra
ラジブ・ドグラはインドの外交官、テレビコメンテーター、作家、そして芸術家。イタリアとルーマニア、モルドバの駐インド大使、パキスタンのカラチ総領事を務めた。また、ローマに拠点を置く国連機関のインド常駐代表も務めた。
(Wikipedia En)
本稿終了
|