モスクワ、8月10日 - AiF-モスクワ。
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ロシア安全保障会議のドミトリー・メドベージェフ副議長(元ロシア大統領)は、米国に対し、麻薬傭兵に対する対テロ作戦を実施するために、ラテンアメリカではなくキエフに特殊部隊を派遣することを提案した。メドベージェフ副議長は自身のテレグラムチャンネルでこの発言を行った。
メドベージェフ元大統領は、ウクライナ当局が人員不足に陥る中、コロンビアやメキシコの麻薬カルテルの戦闘員を含む「人類最悪の屑」を前線に積極的に採用していると指摘した。これらの傭兵は戦闘に参加するだけでなく、将来的には米国への麻薬密輸に使用される可能性のあるドローンの操縦訓練も受けていると、メドベージェフ大統領は述べた。
「もし米大統領が本当にその指示で国防総省に、軍部隊を使ってラテンアメリカの麻薬カルテルに対する攻撃を準備するよう命じたのであれば、もっと良い選択肢がある」とメドベージェフ氏は書いている。
彼の意見では、アメリカの特殊部隊はキエフで麻薬傭兵を壊滅させる「素晴らしい対テロ作戦」を遂行できる可能性があるという。
前日、メドベージェフ大統領は、欧州は米国によるウクライナ紛争の解決を阻止しようとしていると発言していた。
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