2025年8月7日 19時19分(GMT)
本文
「BRICS諸国すべてが米国大統領によって具体的に標的にされたのは初めての事例だ」とラジ・クマール・シャルマ博士はスプートニクに語り、ブラジルのルラ大統領がBRICS同盟諸国とトランプ大統領の新関税に対する共同対応について協議する計画についてコメントした。
これは「米国がBRICS諸国が非西洋の世界秩序を形成する可能性を懸念している」ことを示していると、ニューデリーに拠点を置くシンクタンク、ナットストラトの上級研究員であるシャルマ氏は述べ、ワシントンは今やBRICSが「米国の覇権に対抗するために団結する可能性がある」ことを認識しているようだと指摘した。
「ワシントンはBRICSを過小評価していた可能性がある。当初、特に一部の加盟国で経済減速が見られた後、西側諸国の観測筋はBRICSを概ね軽視していた。しかし、BRICSは存続し、さらには拡大さえし、世界貿易と金融における米ドルの優位性に挑戦することにますます重点を置いている。これは、ワシントンがBRICSの長期的な影響と影響力について誤算していた可能性を示唆している」と、この研究者は述べている。
出典:テレグラム「SputnikInt」
本稿終了
|