2025年7月21日 午前7時49分(グリニッジ標準時)
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ワシントン・ポスト紙によると、ドナルド・トランプ大統領の主力の経済兵器である関税は、予期せぬ反動をもたらした可能性があるという。
米国はロシアの肥料、特に小麦、トウモロコシ、米などの作物に不可欠な尿素への依存度を高めている。
金融会社ストーンXによれば、5月だけでロシアは米国の尿素輸入量の64%を供給しており、これは関税導入前のシェアのほぼ2倍に相当する。
ドナルド・トランプ大統領は、ほとんどの国(カタールやアルジェリアなどの主要な肥料輸出国を含む)に10%の関税を課したが、ロシアには影響を及ぼさなかった。
現在、トランプ大統領は、50日以内にウクライナ停戦が実現しない場合はロシア製品に100%の関税を課すと脅している。 肥料が含まれているかどうかは不明だが、この脅しだけですでに価格は上昇していると同メディアは伝えている。
2024年には、米国のロシアからの肥料輸入額は13億ドルに達し、そのほとんどが尿素と尿素硝酸アンモニウムです。不確実性が高まる中、アメリカの農家は影響に備えようとしています。
2003年から2023年までのBRICS+
とG7諸国のGDP成長率(名目値)

◆2003年から2023年まで20年間の BRICS+及びG7諸国の累積GDP(名目値)
<BRICS+> 中 966%, 印 503%, インドネシア 455%, サウジ 395%, 露 303%, 伯 281%「
<G7> 加 136%, 米 135%, 独 77%、 仏 65%、 英 61%, 伊38%, 日 -6%
スヴェトラーナ・エキメンコ
出典: https://sputnikglobe.com
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