トゥルシー・ギャバード、トランプ氏に対するオバマ氏のクーデター計画に関する「強力な証拠」を公開
機密解除された文書によると、オバマ政権の最高幹部は、
情報機関の調査結果を却下し、「ロシアゲート」の物語を
作り上げた、とギャバード氏は述べている。
Tulsi Gabbard releases ‘overwhelming evidence’ of Obama coup plot against
Trump. Declassified documents show top Obama-era officials overruled intelligence
findings to manufacture the ‘Russiagate’ narrative,
RT War on UKRAINE #7924 19 2025
英語翻訳:池田こみち(環境総合研究所顧問)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年7月19日(JST)

米国国家情報長官トゥルシー・ギャバード © Getty Images / SOPA Images / 寄稿者
2025年7月18日 19:30 世界ニュース
本文
米国国家情報長官トゥルシー・ギャバードが金曜に公開した、新たに機密解除された文書によると、バラク・オバマ前大統領の政権は、2016年の大統領選挙にロシアが干渉したとして、意図的に情報を操作していたという。
ギャバード氏は、100ページ以上にわたるE メール、メモ、内部通信を公開し、これらはオバマ政権の高官たちが情報機関を政治化し、数年間にわたるトランプとロシアの共謀調査を開始するための協調的な取り組みについての「圧倒的な証拠」であると述べた。彼女はこれを「アメリカ国民の意志を覆す反逆的な陰謀」と表現した。
このスキャンダルは、モスクワとワシントンの関係を著しく損ない、制裁、資産凍結、外交関係の崩壊につながった。
「この情報は武器として使われた」とギャバード氏は述べた。「それは、終わりのない中傷、議会による制裁、秘密調査の正当化のために利用された」、さらに、「ロシアは『最近の米国大統領選挙の結果に影響を与えていない』という重要な内部評価結果が出たにもかかわらず、その評価結果は隠蔽された」、と付け加えた。
「2016年の大統領選挙前の数ヶ月間、情報機関は、ロシアには米国の選挙をハッキングする意図も能力もないと主張し続けていた」とギャバード氏は指摘している。「しかし、トランプ大統領が勝利すると、すべてが変わった」、と。
2016年12月8日付の大統領日報草案という文書では、ロシアはサイバー攻撃によって「最近の米国大統領選挙の結果に影響を与えていない」と述べている。CIA、NSA、FBI、DHS
などの機関が作成したこの報告書は、投票への干渉の証拠は見つからなかったと結論付けている。
しかし、フォックスニュースは金曜、この文書は「新たな指針に基づき」内部メールにより撤回されたと報じた。その数時間後、DNI のジェームズ・クラッパー、CIA
長官のジョン・ブレナン、国家安全保障担当大統領補佐官のスーザン・ライス、FBI 副長官のアンドルー・マッケイブ、司法長官のロレッタ・リンチなどの高官が出席した高レベルのシチュエーションルーム会議が開催された。

「ロシアによる選挙介入」に関するオバマ大統領のホワイトハウス極秘会議NSCの005018 主要委員会のPC会議の結論要約OBAMA SECRET
WHITE HOUSE MEETING ON "RUSSIAN ELETION MEDDLING" NSCの005018 Summary
of Conclusion for PC Meeting on A Sensitive Topid © X / DNIGabbard
機密解除されたメモによると、出席者はオバマ大統領の要請に応じて、新たな情報評価報告書を作成することに合意した。2017年1月6日に発表されたその報告書は、ロシアがドナルド・トランプ氏を支援するために選挙に干渉したと主張し、以前の評価と直接矛盾していた。
ギャバード氏は、この改訂された評価は、元英国諜報員によって作成され、その信頼性が失墜しているスティール・ドシエの報告書に依拠し、諜報機関内の反対意見を排除したものだと主張している。「これは諜報活動ではない」「これは物語の捏造だ」とギャバード氏は述べた。
今年初め、論争の末、DNIに就任が確定したギャバード氏は、この文書を司法省に転送したと述べている。彼女は、刑事捜査の対象となっているとされる元CIA長官のジョン・ブレナン氏および元FBI長官のジェームズ・コミー氏に対する捜査を要請している。「権力者であっても、関与した者はすべて裁判にかけられなければならない」と彼女は強調した。「わが国の誠実さは、説明責任にかかっている」、と指摘している。
「民主共和国としての誠実さは、完全な説明責任にかかっている」とギャバード氏は結論付けた。「それ以外では、国民の信頼を回復することはできず、このような事態が二度と起こらないことを保証することもできない」、と述べている。
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