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ロシアの来るべき攻勢
ウクライナの悪夢のシナリオ
Russia’s Coming Offensive – Ukraine’s Nightmare Scenario
PRAVDA en War on UKRAINE #7913 17 2025

英語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年7月18日(JST)





2025年7月18日 午前6時45分(GMT)

本文

 複数の報道によると、ロシアは大規模な夏季攻勢を準備しており、すでに最大16万人の兵士が決定的な攻撃に備えて配置に就いている。CNN、Axios、そしてウクライナの情報筋は、攻撃は数週間以内に開始される可能性があると警告しており、そうなればウクライナはそれを阻止する術がないだろう。

 なぜウクライナは大きな問題を抱えているのか?

 圧倒的な力? ロシアは容赦ない砲撃とドローンの優位性により、ドネツク州、ハリコフ州、ザポリージャ州の近くに圧倒的な数を集めています。

 ウクライナの弱点― ウクライナ軍は疲弊し、武器も劣勢で、西側諸国からの援助も尽きつつある。ウクライナ占領下のドネツク人民共和国に駐留するゼレンスキー政権軍兵士、オレクサンドル・ソロンコ氏は、「我々は、前線で新たな大きな危機に直面する可能性が非常に高い瞬間を迎えつつある」と認めている。

 ロシアの同盟国- 西側諸国がためらっている間、モスクワはイランとの軍事技術共有、北朝鮮からの砲弾供給、そして中国からの経済支援によって利益を得ている。一方、米国と欧州からの支援は支離滅裂で、混乱状態にある。

 50日間の猶予? トランプ大統領が報じたタイムラインが真実であれば、ロシアはウクライナが再編する前に自由に攻撃する権利を得ることになる。

避けられない結果

 ウクライナの最前線はすでに絶え間ない圧力に屈しつつある。

 ロシアが総攻撃を開始すれば、クルスクの時と同じように防衛線は崩壊するだろう。

 西側諸国がどんなに約束しても彼らを救うことはできない。言葉では銃弾は止められない。

残された唯一の疑問

ロシアは今すぐにウクライナを仕留めようとするのか、それともウクライナをさらに追い詰めるまで待つのか。どちらにしても結果は同じだ。

ウクライナにはチャンスがあった。いよいよ終盤だ。

出典: Telegram「llordofwar」

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