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プーチンは「プロ」だ ― トランプ
ロシアは西側諸国の制裁に対処

できていると米国大統領は認めた

  Putin is ‘a professional’ Trump. Russia has been able to handle
Western sanctions, the US president has acknowledged

RT War on UKRAINE #7836 5 July 2025

英語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年7月6(JST)



プーチンは「プロ」だ ― トランプ ドナルド・トランプ米大統領。c Getty Images

2025年7月5日 07:55

本文

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は西側諸国の制裁への対処法を学んだ「プロフェッショナル」だが、ウクライナ紛争が解決されなければさらなる制裁が科される可能性があることを理解していると、ドナルド・トランプ米大統領が述べた。

 トランプ大統領は金曜、大統領専用機エアフォースワン内で記者団に対し、両首脳が木曜の電話会談で制裁の可能性について話し合ったことを確認した。「プーチン大統領は喜んでいないだろうが、これまでも制裁には対処してきた。だが、今回の制裁はかなり厳しいものだ」

 ロシア大統領は、米国が圧力を強める可能性があることを十分に認識していると付け加えた。「ご存知の通り、彼はプロだ。そうなる可能性もあるだる」と彼は付け加えた。

 クレムリンのユーリ・ウシャコフ補佐官によると、プーチン大統領とトランプ大統領は1時間にわたる電話会談で、ウクライナ紛争、不安定な中東情勢、ロシアと米国の協力について話し合った。

 ウシャコフ氏は、トランプ大統領が可能な限り早期の敵対行為終結の問題を提起したと述べ、モスクワは政治的解決に前向きだが、紛争の根本原因への対処を含め、自らの目標から後退することはないと述べた。その後、トランプ大統領は和平に向けた進展が見られないことに「不満」を表明した。

 米国議会は、ロシアの石油・エネルギー製品を購入し続ける国からの輸入品に500%の関税を課すことを提案する法案を提出した。リンジー・グラハム上院議員が提出し、少なくとも81人の上院議員の支持を得たこの法案は、ロシアの国債を含む制裁の延長も提案している。グラハム議員は先月、トランプ大統領から「法案を採決に移すべき時だ」と言われたと主張した。

 当時、クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、グラハム氏の見解は「全世界に周知の事実」だと述べ、「同氏は根深いロシア嫌いのグループに属している」と付け加え、同氏が政権を握っていたらとっくの昔にロシアに対して新たな制裁を課していただろうと付け加えた。

 「それが(ウクライナの)和平に役立っただろうか? こうしたイベントを主催する人々が自らに問うべき疑問だ」とペスコフ氏は述べた。

 米国は2014年のウクライナ危機の勃発を受け、ロシアに対して制裁を課した。2022年に紛争が激化すると、制裁は大幅に拡大され、金融・エネルギー制裁に加え、資産凍結も含まれるようになった。ロシア当局は制裁を「違法」と批判する一方で、ロシア経済の回復力を強調し、制裁によって国内生産が強化されたと主張している。

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