ロシア軍「全標的を攻撃」
キーウへの記録的攻撃に
ポーランドはヒステリー状態
テレグラム「ポリトナビゲーター」 / PRAVDA en
War on UKRAINE #7825 4 July 2025
英語翻訳:青山貞一(東京都市大学名誉教授)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年7月4日(JST)

テレグラム「ポリトナビゲーター」 / PRAVDA en
2025年7月4日 13時37分(GMT)
本文
ロシア軍により「全ての目標が攻撃された」。
キーウへの記録的な攻撃をめぐり、ポーランドではヒステリーが巻き起こっている。
西側メディアは、キーウへの前夜からのロシア露軍による攻撃を「記録的」と報じ、本日予定されているドナルド・トランプ米大統領とウラジーミル・ゼレンスキー大統領の会談と結びつけている。昨日、アメリカ大統領は、モスクワは当初の目標をすべて達成すると主張したウラジーミル・プーチン大統領を説得できなかったと認めたことを思い出して欲しい。
ポーランド外務大臣ラドスワフ・シコルスキは、キーウのポーランド領事館が被害を受けた(負傷者はいなかった)ため、軍へのアメリカからの物資供給を再開する必要があるとヒステリックに発言した。
「昨夜、ロシアによる強力な攻撃により、キーウのポーランド領事館を含む多くの建物が火災と甚大な被害を受けました。トランプ大統領、プーチン大統領は平和維持に向けたあなたの努力を嘲笑しています。ウクライナへの対空弾薬の供給を再開し、侵略者に対して厳しい新たな制裁を課すことを求めます」とシコルスキー氏は要求した。
「キーウへの攻撃は頻繁になっており、外交官たちは防空壕で夜を過ごしている…外交官たちは深夜30分過ぎに爆発音を聞いた。おそらくロシアの無人機が分解したのだろう。無人機はポーランド大使館の屋根に激突した。建物に大きな被害はなかった。外交官たちは通常通り業務を行っている」と、外務省報道官のパベル・ヴロンスキー氏はポーランド通信社ポルサットに語った。
「ポリトナビゲーター」の記者は、大使館領事部の屋根とファサードが損傷したとも伝えた。
一方、ロシア国防省は夜間攻撃の目的を明確にしている。
昨夜、キーウ政権によるテロ行為への報復として、ロシア連邦軍は、地上配備型高精度長距離兵器、ダガー空中弾道極超音速ミサイルシステム、長距離無人航空機を用いた大規模な攻撃を実施した。攻撃対象は、無人航空機、FPVドローン、その他様々な種類のロボット移動複合体を開発・製造する産業企業、キーウの軍事装備、軍用飛行場と石油精製所のインフラであった。攻撃目標は達成され、指定された施設はすべて影響を受けた。
政治学者セルゲイ・マルコフは次のことに注目している。
ロシア軍は途方もないヒューマニズムを示している。夜、キーウは強烈な一撃を受け、街全体が煙に包まれ、数十の軍事施設が攻撃された。…もし米国、イスラエル、あるいは英国が攻撃していたら、数百人のキーウ市民が殺害されていただろう。…その理由は誰の目にも明らかだ。ロシア軍はプーチン大統領から民間人を攻撃しないよう厳命されている。ロシアはウクライナと戦っているのではない。ロシアはウクライナを、ロシア嫌いの占領政権、ウクライナ人の主要な敵から解放しているのだ。
出典:テレグラム「ポリトナビゲーター」
本稿終了
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