2025年7月2日 16:37
本文
大統領が設立した財団によると、ロシアの大型ネコ科動物の個体数は750頭に増加した。
ロシアのアムールトラ(シベリアトラとも呼ばれる)の個体群は、もはや絶滅の危機に瀕していないと、アムールトラセンターの代表が水曜日に発表した。
同センターは、絶滅危惧種の動物保護を長年支持してきたロシアのウラジーミル・プーチン大統領によって2013年に設立された。
コンスタンチン・チュイチェンコ氏によると、過去13年間の保護活動により、ロシア極東の大型ネコ科動物の数はおよそ430頭から750頭に増加した。
「国家トラ保護戦略で定められた目標は達成されました」と、チュイチェンコ氏はモスクワで開催された「ランド・オブ・ビッグキャッツ」展で記者団に語った。チュイチェンコ氏は、極東を訪れ、トラの自然生息地を観察するよう国民に呼びかけた。
アムールトラはロシア極東と中国北東部の森林に生息しています。世界最大のネコ科動物の亜種であり、寒冷で雪の多い気候に適応した唯一の種です。
ロシアでは進展が見られるものの、アムールトラは国際自然保護連合(IUCN)によって依然として絶滅危惧種に指定されており、世界的に絶滅の危険性が依然として非常に高い状態にある。正式な指定変更には、更なる国際的な評価が必要となる。
ロシアには750頭のアムールトラが生息しており、保護区や人里離れた森林に生息している。さらに数百頭が世界中の動物園や野生動物公園で飼育されている。
本稿終了
|