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財務相 ロシアは制裁に屈しない
責任ある財政政策と戦略的な資源管理が、同国を自給自足状態に
保ってきたと、アントン・シルアノフ財務相が述べた

Russia will not bend under sanctions – finance minister Responsible fiscal policies and strategic resource management have kept the country self-sufficient, Anton Siluanov has said
RT
 War on UKRAINE #7784 27 June 2025


英語翻訳:池田lこみち(環境総合研究所顧問)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年6月28日(JST)



ロシアの財務相アントン・シルアノフ、2025年6月19日、サンクトペテルブルク
国際経済フォーラムにて。© Aleksandr Kryazhev / Sputnik


2025年6月27日 03:47 

本文

 ロシアは、世界でも最も制裁を受けている国でありながら、外国の圧力に適応し経済を拡大してきたと、財務相のアントン・シルアノフ氏がRTのリック・サンチェス氏とのインタビューで述べた。

 2022年以降、多くの西欧諸国はウクライナ紛争を理由にロシアに対し、貿易、エネルギー、金融など幅広い分野を対象とした大規模な制裁を課してきた。

 しかし、ロシア経済は過去2年間で4%を超える成長を遂げ、昨年の実質所得は7%以上増加したと、シルアノフ氏は指摘した。

 「私たちの債務対GDP比率は15%で、G20諸国の中でも最も低い水準だ。2024年の予算赤字は1.7%と最も低く、今年はほぼ同じ水準を維持する見込となっている。責任ある財政政策が成果を上げている。」、と彼は述べた。また、次のように彼は続けた。

 「ロシアは制裁に屈する国ではありません。第一に、私たちの領土は広大であり、エネルギー資源から食料、知的資本まで、必要なものを自給自足できる国である。第二に、G7諸国が課した制裁に対し、私たちは輸出と貿易の流れを主にBRICS諸国へ再編した – そしてこの戦略が成功していることを確認している。」

 「彼らの意図はロシアを毀損することだが、彼らは自分たち自身をさらに傷つけている」と付け加え、政府は圧力に対し、主要産業や中小企業支援から観光業への投資まで、幅広い措置で対応したと説明した。改革は、同国の世界エネルギー市場への依存度を低下させるのに役立ったと述べた。

 「私たちは西側の企業を歓迎するが、自国の利益を犠牲にしてまでではない」——ロシア財務相がRT独占インタビューで発言

 「はい、私たちは制限措置に囲まれた困難な状況下で生活していり。しかし、私たちは生きている——そして発展している——それが最も重要なことだ。」、とシルアノフ氏は述べた。

RT Exclusive



本稿終了