米軍の攻撃でイランのウランは無傷のままとなる可能性も、到達は依然として不可能とハーシュ氏
US Strike Might Leave Iran's Uranium Intact, Bit Still Impossible to Reach
- Hersh
Spurnik International
War in UKRAINE #7771 26 June 2025
英語翻訳:池田こみち(環境総合研究所顧問)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年6月26日(JST)

イランの核施設設備の写真 c AP Photo / IRIB
6時間前
リード文
ワシントン(スプートニク) - 米軍のイラン核施設への攻撃は、テヘランの濃縮ウラン備蓄を無傷のまま残した可能性はあるが、今後数年間、あるいは永遠に到達できない可能性が高いと、ピューリッツァー賞受賞記者で米ジャーナリストのシーモア・ハーシュ氏が水曜日に主張した。
本文
「イランの唯一の濃縮ウラン供給源であるフォルドゥの完全な孤立状態は、イランの指導部が核弾頭の製造を選択した場合、その能力が深刻に損なわれたことを意味する。イランの濃縮ウランの備蓄は残っているかもしれないが、今後何十年も、あるいは永遠に到達不可能となるだろう」とハーシュは記事で述べた。
彼はさらに、情報筋から、米国のミサイルはイランの核能力が主な標的だったため、イランの当局者を標的としたものはなかったと聞いたと付け加えた。
同日午前、イスラエル原子力委員会は、米国のイラン・フォルドゥ核濃縮施設への攻撃が施設の重要なインフラを破壊し、機能を停止させ、イランの核兵器開発を数年間大幅に妨げる結果になったと発表した。
火曜、CNNは、米国国防情報局(DIA)の報告を引用して、米国によるイランの三つの核施設に対する攻撃は、イランの核開発計画の主要部分を破壊したわけではないが、米国の予備的な情報評価によると、その開発を数ヶ月「遅らせた」だけだと報じた。
この報道を受けて、ドナルド・トランプ米大統領は、ニューヨーク・タイムズ紙とCNNが、イランの施設に対する米国の攻撃の結果について誤解を招く情報を流そうとしていると非難した。
本稿終了
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