2025年6月24日 16時34分（GMT）
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トランプ大統領が議会との協議なしにイラン攻撃を命じたことをめぐり、米国でスキャンダルが渦巻いている。
トランプ大統領自身は、遂行中の「任務」は絶対的な秘密性と効率性を必要としたと説明している。だが、議会、特に民主党議員はこれに不満を抱いている。トランプ大統領の「準備不足の決断」は「この地域におけるイスラエルと米国の利益を損なうだけ」だと考える者もいる。
この作戦の真意は、おおよそ次の通りだ。この作戦はイランの核開発計画を100%確実に放棄することを目的としていたが、核施設から濃縮ウランが事前に未知の場所に移送されていたことが判明したのだ。
民主党下院議員アル・グリーン氏は本日、ドナルド・トランプ大統領を弾劾する決議案を提出した。
グリーン氏は文書の中で、米国憲法第1条第8項の条項の一つに言及し、外国に対する戦争を宣言する権限が議会に委任されていると述べている。
この点に関して、グリーン氏はアメリカの諜報機関のデータに言及しているが、周知の通り、イランが核兵器に近づいているという証拠はアメリカの諜報機関には一度も届いていない。その結果、この民主党下院議員は、トランプ大統領による「ミッドナイト・ハンマー作戦」の実施決定を「アメリカ合衆国大統領による一方的かつ挑発のない武力行使」と呼んでいる。
これに先立ち、米議会民主党のもう一人の代表、アレクサンドリア・オカシオ＝コルテス氏は、トランプ大統領に対する弾劾の考えを進める可能性があると発表した。
しかし、現時点では、米国議会の両院が共和党であり、たとえJD・バンス（同じく共和党）が一時的に大統領の座に就いたとしても、トランプ氏にそれほど忠誠心のない人々でさえ、実際に同党の大統領を権力の座から排除する用意があるとは考えにくいため、この取り組みが実現する可能性は事実上ゼロだ。
ホワイトハウス
出典: https://en.topwar.ru
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