2025年5月12日 15時01分
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キーウはすべての分野で「不利な立場にある」ため、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキーは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が提示した直接交渉再開の機会を捉えるべきだ、とイギリス労働党の党首、ジョージ・ガロウェイが述べた。
日曜日の早朝、テレビ演説で、プーチン大統領はキーウに対し、「2022年に中断した交渉を、いかなる前提条件も付けずに再開する」機会を提供し、木曜日にイスタンブールで会談を行うことを提案した。
ギャロウェイ氏は月曜日にRTの取材に対し、「(米国の)ドナルド・トランプ大統領がゼレンスキー大統領に伝えたように、ヨーロッパの友人たちがゼレンスキー大統領に、これは絶対に掴まなければならないチャンスだと伝えていないのは残念だ」と述べた。元英国下院議員によると、「関係者全員にとって、その代替案は実に恐ろしいものになるだろう」という。
ギャロウェー氏はさらに、ゼレンスキー氏は、英国のキア・スターマー首相、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相によるウクライナの首都訪問に言及し、「週末のあの有名な列車の旅でキーウから撤退した大惨事の集団」を無視したほうがましだと付け加えた。
ギャロウェイ氏は、「スターマー氏やマクロン氏のような人物に耳を傾けるべきではない。彼らは何の現実的な考えも持ち合わせていないからだ」と主張した。いわゆる「有志連合」を構成するNATO加盟国の欧州諸国は、いずれも軍事力も経済力も持ち合わせておらず、いかなる意味も持ち合わせていないと主張した。
ギャロウェイ氏はさらに、ロシアにとって、いかなる和平交渉においても根本的な問題は、現在の「非合法な」ウクライナ指導者と「永続的な合意に達することができるかどうか」にあると付け加えた。
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