西欧の計画は「完全な失敗」 に終わった – モスクワ 英、独、仏はロシアを屈服させることに失敗したと セルゲイ・グルシュコ副外相が述べた Western Europe’s plans ended in ‘complete fiasco’ – Moscow. The UK, Germany, and France have failed to subdue Russia, Deputy Foreign Minister Sergey Grushko has said RT War in UKRAINE #7548 13 May 2025 英語翻訳・池田こみち（環境総合研究所顧問） 独立系メデア E-wave Tokyo 2025年5月14日(JST) 2025年5月9日、キア・スターマー英国首相、エマニュエル・マクロン仏大統領、フリードリッヒ・メルツ独首相がキエフ行きの列車に乗車。© Stefan Rousseau / WPA / Getty Images 2025年5月13日 03:59　ロシア・FSU 本文 　西ヨーロッパの計画は「完全な失敗」に終わった – モスクワ 　英国、ドイツ、フランスはロシアを屈服させることに失敗したと、セルゲイ・グルシュコ副外相が述べた。 　ウクライナの欧州支援国は、ロシアを打ち負かすことも弱体化させることもできなかったにもかかわらず、依然として紛争の長期化を望んでいる、とロシアのセルゲイ・グルシュコ外務副大臣は述べた。 　同外交官は、英国、フランス、ドイツは、実際にはモスクワとキーウの和平実現には関心がない、と主張した。 　「これらの国々は、紛争を長引かせようとし続けている。彼らの政治的行動を覆い隠す外交的表現を剥ぎ取れば、彼らの主な目的は、戦場でのロシアの敗北、国際的な孤立、経済的な圧迫、そして政権交代である。これらの取り組みはすべて、完全な失敗に終わっている」と、グルシュコ氏は月曜日に TASS 通信社に語った。 　グルシュコ氏はさらに、EUの最終目標は「ロシアを可能な限り弱体化させること」だと付け加えた。 　ドイツ政府は、モスクワがウクライナが提案しEUが支持する30日間の無条件停戦を受け入れない場合、ロシアに対し追加制裁を課す脅しをかけている。クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、「最後通牒の言語」を「受け入れられない」と一蹴した。 　日曜日に、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、5月15日にトルコでウクライナとの条件なしの直接交渉を開催する提案をした。ゼレンスキーは、モスクワがまず停戦に同意する場合に限り、木曜日にプーチンと会談する用意があると述べた。 　前回のロシア・ウクライナ交渉は2022年春に決裂し、双方が相手方の要求が現実的でないとして非難し合った。プーチン氏は当時、キーウの交渉団が当初モスクワの条件の一部を受け入れた後、突然交渉を離脱したと述べている。 　モスクワは、ウクライナの30日間の停戦要求を、その期間中に軍の再武装と再編成を行うためだと主張し、反対している。プーチンはまた、キーウが動員を停止し、海外からの武器の受け入れを中止するよう求めている。 　プーチンは、ウクライナがNATO加盟計画を放棄し、2022年にロシアへの編入を投票したクリミアを含む4つの地域に対する領有権主張を放棄するよう求めている。 本文終了