プーチン大統領、 仏艦隊のロシア支援、 WW2勝利、EUとの関係に 発言（主要発言要約） ロシア大統領は教育マラソンに参加した参加者に対し演説を行った Putin discusses French squadron fighting for Russia, WWII victory and ties with EU (KEY QUOTES)　The Russian president has addressed participants at an educational marathon RT　 War in UKRAINE #7519 30 April 2025 英語翻訳・池田こみち（環境総合研究所顧問） 独立系メデア E-wave Tokyo 2025年5月2日(JST) ロシア、モスクワのポクロナヤ・ゴラにある戦勝記念館で行われた教育マラソン 「Znaniye.Pervye（知識：最初の者たち）」の参加者との会合に出席したロシアのプーチン大統領。RT 2025年4月30日 17時19分　 本文 　ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は水曜日、モスクワで開催された「知識：最初の者たち」教育マラソンで長時間の演説を行い、歴史的記憶、現在の軍事作戦、地政学的緊張に関する率直な評価を述べた。彼はロシアが第二次世界大戦での勝利に最大の貢献をしたと主張し、欧州との関係改善の兆候を予測。ウクライナでロシアと共に戦うフランス市民の存在を明かし、クルスク州の軍事状況についても言及した。 　以下は彼の発言の主要なポイント： 1） フランス市民がロシア軍と共に戦っていること 　プーチン氏は、フランス人国民がウクライナ紛争でロシア側に参加していると述べ、第二次世界大戦中の歴史的な部隊「ノルマンディー・ニエメン」中隊を例に挙げた。この中隊は、ソビエト空軍と共に戦ったフランス人パイロットで構成されていた。具体的な人数や詳細は明かされなかった。 　「フランスには常にロシアの価値観を共有する人々がいた。そのような人々は今も存在している。」 　「フランス共和国の市民の一部は、特別軍事作戦地域で私たちの兵士と共に肩を並べて戦っている。彼らは祖父母や曾祖父母と同じように、部隊名を『ノルマンディー・ニエメン』と名付けた。」 2） ロシアとヨーロッパの関係の未来 　ロシア大統領は、ロシアとヨーロッパ諸国との緊張した関係が最終的に修復されるという自信を示した。 　「いずれにせよ、ロシアとヨーロッパの関係は回復されるだろう。これは疑いの余地がない。」 3） ロシアの立場を共有するヨーロッパ人について 　プーチンは、ヨーロッパ各地にロシアの立場を支持する人々が存在すると指摘した。ただし、社会的または政治的な圧力のため、その多くは公に表明していないと述べた。彼は、この立場を公然と表明する人はごく少数だと示唆した。 　「ヨーロッパには、私たちの立場を共有する多くの人がいる。一部は沈黙を保っている。意見を表明する勇気を持つ人はごくわずかだ。」 4） ソビエト連邦の共和国が第二次世界大戦勝利に果たした役割　 　プーチンは、ソビエト連邦のすべての共和国、特に当時ソビエト連邦の一部であったロシアが、第二次世界大戦勝利に果たした犠牲を強調した。　「ロシア連邦は、その規模ゆえに、当然ながらこの勝利に最大の貢献をしました。最も多くのものを捧げた——祖国と私たちの共通の未来を守るために命を捧げた息子たち娘たちだ。勝利のため、誰も自分を惜しまなかった。」 5） クルスク地方の戦線について 　プーチンは、同地域に展開するウクライナ軍を分裂し孤立した状態だと指摘し、「穴」や「地下室」に隠れて退却不能な状態にあると述べた。ロシアは同地域のほとんどを制圧したが、敵残党には降伏の機会が与えられていると述べた。　「そう、私たちはウクライナ軍をクルスク州から追い出した。彼らは今もどこかの裂け目や地下室に隠れている。」、とプーチンは語った。 　彼は、これらの部隊は分散しているため、ウクライナの要請にもかかわらず、避難は不可能だと付け加えた。プーチンはまた、戦闘に参加したロシアのボランティアを称える記念碑を同地域に建設する案を支持した。 本文終了