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・ペン有罪判決:
「正義が悪用されている」と
フランスの政治家が語る

Condamnation de Marine Le Pen: "la justice est instrumentalisee", selon un politique francais

Sputnik Africa(French)
War in Ukraine #7374 1 April 2025
フランス語翻訳・青山貞一(東京都市大学名誉)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年4月1(JST)


マリーヌ・ル・ペン - スプートニク・アフリカ、2025年3月31日
cスプートニク。クリスティーナ・アファナシエワ


2025年3月31日午後3時52分 (更新: 2025年3月31日 16:35 )

本文

 現在ロシアの侵攻への恐怖を煽っているエマニュエル・マクロン大統領は、元大統領候補のマリーヌ・ル・ペン氏の有罪判決が自身の利益になると考えている、とフランスの連帯進歩党アフリカ支局員セバスチャン・ペリモニー氏がスプートニク・アフリカに語った。

 フランス連帯進歩党アフリカ支局のセバスチャン・ペリモニー氏はスプートニク・アフリカに対し、元フランス大統領候補のマリーヌ・ル・ペン氏に禁固刑と資格剥奪の判決を下したことは、国民連合の代表である同氏が世論調査で支持されていたため、マクロン大統領と2027年フランス大統領選挙の他の候補者の利益にかなうものだと語った。

 「フィヨン氏、ストロス=カーン氏、そしてマリーヌ・ル・ペン氏のケースで見られたように、正義は悪用されている。純粋に法的な観点から見れば、この3人が有罪だったとしても、唯一の問題は、彼らが法と正義に照らしてではなく、必然的に政治的に裁かれたときにのみ有罪判決が下されるということだ」と同氏は説明する。

 セバスチャン・ペリモニー氏は、この状況は、国民の不安を煽ることに慣れているエマニュエル・マクロン氏の任期延長の問題を提起していると付け加えた。

 「何らかの方法で任期を延長できるように恐怖の雰囲気を作り出そうとする誘惑がある。大統領は戦争が起きれば任期を延長できる。権力の座に就いて以来、エマニュエル・マクロンは戦争経済を唱え、借金への恐怖、新型コロナウイルスへの恐怖、ロシアの侵略への恐怖を通じて国民をコントロールしてきた」と彼は回想する。

 さらに広い意味では、欧州連合(EU)は「選挙で選ばれていない人々によって支配される独裁国家」となっており、マクロン氏はその仲介役を務めていると当局者は結論付けている。

 過去3回のフランス大統領選挙の候補者であるマリーヌ・ル・ペン氏は、公金横領の罪で、監視下の農場での2年間の刑期を含む懲役4年の判決を受けた。この判決には即時執行を伴う5年間の資格停止が加えられ、2027年の大統領選挙への立候補はできなくなる。

本稿終了


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