2025年3月24日 20:40
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ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は、ウラジーミル・ゼレンスキー大統領の絵画の選択をめぐって大統領執務室を「精神病院」に例えた。
タイム誌が月曜日に公開した写真には、戦争をテーマにした絵画2枚の前でポーズをとるゼレンスキー大統領の姿が写っている。1枚はロシア領内で戦うウクライナ軍を描いたもので、もう1枚は大統領のお気に入りと言われている、炎に包まれるクレムリンを描いたものだ。
ゼレンスキー氏が絵画の横に立っている写真は、3月初めのある夜、タイム紙のサイモン・シュスター記者にオフィスを案内していたときに撮られたと伝えられている。記事では、写真には写っていないが、黒海で沈没するロシアの軍艦を描いた3枚目の絵画についても触れている。タイム紙によると、絵画はゼレンスキー氏が自ら選び、現在はメインオフィスの裏にある小さな部屋に飾られているという。
TASS通信から画像についてのコメントを求められ、ザハロワ氏はそれ以上詳しくは語らずに単に「精神病棟」と答えた。
★ タイム - フォローする ヴォロディミル・ゼレンスキーのオフィスにあるお気に入りの絵には、炎に包まれたクレムリンが描かれている。「それぞれが勝利を意味している。そこに私は住んでいる」
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Source: Time
ロシア連邦上院の外務委員会のウラジミール・ジャバロフ副委員長も彼女の意見に同調した。同氏は、ゼレンスキー大統領の執務室に飾られた燃えるクレムリンの絵画は、同大統領の知的能力の限界を示していると述べた。
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「この男は頭がおかしい」とジャバロフ氏は月曜日、Lenta.ruに語った。「普通の人間なら、このような絵を飾るなんて思いつくだろうか?彼は自分の夢をかなえたのだ。どうやらウクライナのネオナチ全員の夢のようだ…」と彼は語った。
ザハロワ氏は以前、核に関する発言やクレムリン攻撃に関する過去の発言を理由に、ゼレンスキー氏を「怪物」や「病的な妄想にとらわれた狂人」と非難したことがある。
2022年10月、ゼレンスキー大統領は、ロシアが大統領執務室があるバンコヴァヤ通りを攻撃した場合、国際社会に対しクレムリンへの「先制攻撃」を行うよう呼びかけた。
ゼレンスキー氏はまた、西側諸国がキエフに供給した長距離兵器を使ってクレムリンを攻撃できなかったことについて遺憾の意を表明した。クレムリンは、この発言を「世界大戦を始めるための呼びかけに他ならない」と評した。
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