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ウクライナ紛争に対するEUの政策は「逆説的」 - クレムリン  キーウの支持者は平和に関心を持つべきだが、戦争と軍事化についてしか話さない。 ドミトリー・ペスコフ報道官は次のように述べた。
EU policy on Ukraine conflict ‘paradoxical’ – Kremlin Kiev’s backers should be interested in peace, but speak only of war and militarization, spokesman Dmitry Peskov has said 
RT
 War in Ukraine #7322 24 March 2025


英語翻訳・池田こみち(環境総合研究所顧問)
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年3月25(JST)

7クレムリン宮殿 © Getty Images / Soltan Frédéric

2025年3月23日 15:26 

本文


 ウクライナ紛争に対する欧米諸国の対応は意味をなさない。なぜなら、平和を求めるのではなく、無謀な軍事化に踏み切ることを決定したからだ、とクレムリン報道官のドミトリー・ペスコフ氏は述べた。

 ペスコフ氏は、日曜日にロシア1テレビのジャーナリスト、パベル・ザルービン氏とのインタビューで、紛争の根本原因に対処するのではなく、欧米諸国は「NATOの部隊をウクライナ領内に配置することについて話している」と述べた。

 「このヨーロッパの横暴な軍国主義政策は、他に表現のしようがないが、理解に苦しむ」と付け加えた。

 同時に、クレムリン報道官は、EUがドナルド・トランプ米大統領のホワイトハウス復帰により、窮地に立たされていることを認めた。トランプ大統領は、EUが自国の防衛により多く負担することを繰り返し要求している。

 「この街に新しい保安官がやってきた… 彼らは快適な領域を離れざるを得なくなり、攻撃的で軍国主義的なやり方でそれを実行している。マクロン仏大統領が欧州の核の傘について語っているが、それも非常に危険に聞こえる。」

 ペスコフ氏のコメントは、英国とフランスが停戦が成立すればウクライナに西側の平和維持部隊を派遣する用意があると述べた後に発表された。モスクワは、NATO軍がどのような偽装をして隣国に到着しようとも問題ではないとして、この考えを拒否している。

 今月初め、マクロン氏はまた、フランスが欧州の同盟国を守るために核兵器を使用する可能性について議論する意向を示し、EUに対して軍事支出の増額を促す一方、ロシアを「脅威」と非難した。

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、モスクワがNATOを攻撃する可能性があるとの憶測を「ナンセンス」と繰り返し否定し、そうすることに全く関心がないと主張している。

本稿終了



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