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ラブロフ露外相
75歳の誕生日


Sputnik
日本 
War in Ukraine #7303 20 March 2025
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年3月21(JST)


c Sputnik / Sergey Guneev

日本, 1920, 21.03.2025

本文


 「日本の選挙に干渉しないかわりに、天気に干渉することにしたのです」。2018年3月、季節外れの雪が降る東京で行われた露日外相会談で、当時の河野外相が「ラブロフさんが雪を連れてきた」と述べた際、セルゲイ・ラブロフ露外相はこうユーモアを交えて答えた。

 そんなラブロフ外相は21日、75歳の誕生日を迎えた。2004年に就任してから、21年間で150カ国以上を訪問。総飛行距離は地球125周分、地球・月間の7往復分に上るとされる。

 訪日経験も多く、冒頭の河野氏のほか、外相時代の岸田前首相ら日本側のカウンターパートと交渉を重ねた。2016年の日露首脳会談では、プーチン大統領の訪日に向けて地ならしに尽力した。

 現在の露日関係の冷え込みの原因は「日本側のイニシアチブだ」とするものの、完全に望みが潰えたわけではない。ラブロフ外相は2023年に次のように述べている。

 「日本はいずれにせよ我々の隣国。我々は日本と外交関係を維持してきたし、今後も維持していきたい。少なくとも我々は対話に前向きだ」

本稿終了


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